藤岡市議会 > 2010-11-25 >
平成22年第 5回定例会−11月25日-目次
平成22年第 5回定例会−11月25日-01号

  • "ビール"(/)
ツイート シェア
  1. 藤岡市議会 2010-11-25
    平成22年第 5回定例会−11月25日-01号


    取得元: 藤岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-11
    平成22年第 5回定例会−11月25日-01号平成22年第 5回定例会           平成22年第5回藤岡市議会定例会会議録(第1号)                           平成22年11月25日(木曜日)      ───────────────────────────────────── 議事日程 第1号    平成22年11月25日(木曜日)午前10時開議 第 1 会期の決定 第 2 会議録署名議員の指名 第 3 市長発言 第 4 議会運営委員会経過報告 第 5 諸報告 第 6 報告第 11号 専決処分の報告について             (損害賠償の額を定めることについて) 第 7 議案第 89号 藤岡市部設置条例の一部改正について 第 8 議案第 90号 藤岡市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について     議案第 91号 藤岡市長及び副市長の諸給与条例の一部改正について     議案第 92号 藤岡市教育委員会教育長の諸給与支給条例の一部改正について 第 9 議案第 93号 藤岡市職員の給与に関する条例等の一部改正について 第10 議案第 94号 藤岡市児童デイサービスセンターふらっとの設置及び管理に関する条例の制定について
    第11 議案第 95号 藤岡市庚申山総合公園等の指定管理者の指定について     議案第 96号 藤岡市烏川緑地等の指定管理者の指定について     議案第 97号 藤岡市毛野国白石丘陵公園等の指定管理者の指定について     議案第 98号 藤岡市鬼石地区公園の指定管理者の指定について 第12 議案第 99号 藤岡市譲原農産物処理加工施設天神茶屋の指定管理者の指定について 第13 議案第100号 藤岡市過疎地域自立促進計画の策定について 第14 議案第101号 藤岡市営宿神田土地改良事業の施行について 第15 議案第102号 市道路線の認定について 第16 議案第103号 平成22年度藤岡市一般会計補正予算(第3号) 第17 議案第104号 平成22年度藤岡市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第2号) 第18 議案第105号 平成22年度藤岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号) 第19 議案第106号 平成22年度藤岡市簡易水道事業等特別会計補正予算(第1号) 第20 議案第107号 平成22年度藤岡市三波川財産区特別会計補正予算(第1号) 第21 請願について      ───────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件 議事日程に同じ 出席議員(24人)          1番  松 村 晋 之 君        2番  渡 辺 新一郎 君          3番  窪 田 行 隆 君        4番  渡 辺 徳 治 君          5番  青 木 貴 俊 君        6番  堀 口 昌 宏 君          7番  山 田 朱 美 君        8番  岩 ア 和 則 君          9番  阿 野 行 男 君       10番  湯 井 廣 志 君         11番  斉 藤 千枝子 君       12番  茂 木 光 雄 君         13番  片 山 喜 博 君       14番  冬 木 一 俊 君         15番  佐 藤   淳 君       16番  松 本 啓太郎 君         17番  反 町   清 君       18番  神 田 省 明 君         19番  木 村 喜 徳 君       20番  青 柳 正 敏 君         21番  針 谷 賢 一 君       22番  隅田川 徳 一 君         23番  吉 田 達 哉 君       24番  久 保 信 夫 君 欠席議員 なし      ───────────────────────────────────── 説明のため出席した者     市長       新 井 利 明 君   副市長      金 井 秀 樹 君     教育長      針 谷   章 君   企画部長     長 野 良 一 君     総務部長     黒 澤 眞 澄 君   市民環境部長   岡 芹 辰 之 君     健康福祉部長   関 沼 明 人 君   経済部長     新 井 康 弘 君     都市建設部長   小 池 義 光 君   鬼石総合支所長  田 口 宣 雄 君     上下水道部長   常 澤   裕 君   会計管理者    宮 下 徳 次 君     教育部長     茂 木 健 次 君   監査委員事務局長 田 中 一 弘 君     鬼石病院事務長  茂 木   裕 君      ───────────────────────────────────── 議会事務局職員出席者     事務局長     飯 塚   剛     議事課長     山 形 常 雄     課長補佐兼議事係長相 見   肇 △開会のあいさつ ○議長(神田省明君) おはようございます。議会開会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  本日、平成22年第5回藤岡市議会定例会が招集されましたところ、議員各位には、年末を控え公私ともご多忙のところ、全員のご出席をいただき厚くお礼申し上げます。  今期定例会に提案されますものは、報告1件、議案19件、請願2件であります。いずれも市民生活に直結する重要案件でございますので、慎重審議いただきまして、議会としての意思決定をお願い申し上げます。  なお、議事運営等、まことに不慣れな私でございますが、議員各位のご協力をいただきまして、円滑な議事運営が行われますようお願い申し上げます。これから、寒さ厳しき折、皆様方にはご自愛の上、ますますご健勝にてご精励賜りますようお願い申し上げ、開会のあいさつといたします。      ───────────────────────────────────── △開会及び開議  午前10時3分開議 ○議長(神田省明君) 出席議員定足数に達しましたので、議会は成立いたします。  ただいまから平成22年第5回藤岡市議会定例会を開会いたします。  これより本日の会議を開きます。      ─────────────────────────────────── △第1 会期の決定 ○議長(神田省明君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から12月9日までの15日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月9日までの15日間と決定いたしました。      ─────────────────────────────────── △第2 会議録署名議員の指名 ○議長(神田省明君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において22番隅田川徳一君、23番吉田達哉君、24番久保信夫君を指名いたします。      ─────────────────────────────────── △第3 市長発言 ○議長(神田省明君) 日程第3、市長発言であります。市長の登壇を願います。              (市長 新井利明君登壇) ◎市長(新井利明君) 平成22年第5回藤岡市議会定例会を開催いたしましたところ、議員各位におかれましては、公私とも大変ご多忙のところご出席を賜り、心よりお礼を申し上げます。  国民の期待を担い民主党政権が発足して1年2カ月が経過いたしました。この間、新しい政府のもと、新たな政策が実施されてきましたが、特に子育て関係では、中学卒業まで支給される子ども手当や高校の実質無償化など、国民生活に密着した政策が実施されてきたわけであります。しかし、子ども手当の支給に地方自治体の負担が発生したことは予期しなかったことであり、全額国が負担するとともに、保育サービスなどの現物給付に財源が使えるよう、国に対してお願いをしていきたいと思っております。  また、地方自治体の運営に大きく影響すると思われる改革の1丁目1番地に掲げられた地域主権の実現については、具体像がいまだ示されておらず、補助金に代えて交付する一括交付金についても、来年度は都道府県から行うとのことであり、今後の議論の成り行きを注視していく必要があります。  そして、藤岡市にとって関心が高い政策の一つが、八ツ場ダム建設事業の中止であります。藤岡市にとっては、ダム建設が市民に一番大切な生活用水の安定的な確保につながりますので、群馬県とともに今後もダム建設事業の推進を求めていきたいと思っております。  さて、この夏の猛暑の影響により新米の品質が低下し、米農家は大きな被害を受けてしまいました。群馬県では、被害を受けた農家に対し、農漁業災害対策特別措置条例を適用し、米農家への支援を行うとのことであり、藤岡市としても、農家が来年も米の生産を継続できるよう、県と連携し支援していく考えであります。いずれにいたしましても、厳しい社会環境の中ではありますが、今後の市政運営におきましても、地方自治の基本である市政の発展と住民福祉の向上のため、最善を尽くしてまいる所存であります。議員各位のご指導、ご協力をお願い申し上げます。  本議会に提案申し上げましたのは、報告1件、議案19件であります。いずれも市民生活に関連した重要な案件でありますので、慎重審議いただきましてご決定くださいますようお願いを申し上げ、開会のあいさつとさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。      ─────────────────────────────────── △第4 議会運営委員会経過報告 ○議長(神田省明君) 日程第4、議会運営委員会経過報告であります。  議会運営委員会委員長の報告を求めます。委員長湯井廣志君の登壇を願います。              (議会運営委員会委員長 湯井廣志君登壇) ◎議会運営委員会委員長(湯井廣志君) ご指名を受けましたので、議会運営委員会の経過について報告を申し上げます。  議会運営委員会は、議長の要請により11月24日委員会を開催し、本日招集となりました平成22年第5回市議会定例会の運営について協議したのであります。  協議に先立ちまして、担当部長から提出議案に対する概要説明を受けた後、議案の取り扱い方法、日程、会期等について協議したのであります。  今期定例会に提案されますものは、報告1件、議案19件、請願2件であります。それぞれ日程に従い、日程第5を終了した後、日程第6、報告第11号については、単独上程、報告のみとし、日程第7、議案第89号、日程第9、議案第93号及び日程第12、議案第99号から日程第20、議案第107号の11件については、単独上程、単独審議、委員会付託を省略し、即決願います。日程第8、議案第90号から議案第92号までの3件及び日程第11、議案第95号から議案第98号までの4件については、それぞれ一括上程、単独審議、委員会付託を省略し、即決願います。日程第10、議案第94号については、提案理由の説明、質疑の後、教務厚生常任委員会に付託。日程第21、請願については、所管の常任委員会に付託することに決定いたしました。  次に、12月6日議事日程(第2号)一般質問ですが、13人の議員から通告があり、通告順に行うことに決定いたしました。  次に、会期について申し上げます。会期につきましては、先ほど議長からお諮りして決定いたしましたとおり、本日11月25日から12月9日までの15日間とすることに決定いたしました。  次に、審議日程について申し上げます。本日は、これより議事日程に従い議事を進め、請願の委員会付託まで行い、11月27日から12月5日まで休会とし、この間において教務厚生常任委員会を開催し、付託議案、請願の審査を行います。12月6日と12月7日は本会議を開き、一般質問を行い、12月8日は休会、12月9日に本会議を開いて、付託議案、請願に対する委員長報告を願い、質疑、討論、採決をして、今期定例会を閉会と決定いたしました。  次に、休会中の委員会日程について申し上げます。11月30日、教務厚生常任委員会を午前10時から第2委員会室で開催することに決定いたしました。  以上をもちまして、議会運営委員会の経過について報告を終わります。 ○議長(神田省明君) 議会運営委員会委員長の報告が終わりました。  ただいま報告のありましたとおり、今後の議事運営を行いますのでご了承願います。      ─────────────────────────────────── △第5 諸報告 ○議長(神田省明君) 日程第5、諸報告をさせます。  事務局長。
    ◎事務局長(飯塚剛君) 報告申し上げます。  初めに、監査委員より平成22年度8月、9月、10月分の例月出納検査報告書が議長宛に提出されております。それぞれ議員控室に備えてございますので、ご覧いただきたいと思います。  次に、今期定例会に提出されますものは、報告1件、議案19件、請願2件でございます。  次に、前期定例会からの諸行事につきましては、お手元にお配りいたしました諸報告のとおりでございますので、ご覧いただきたいと思います。  以上で報告を終わります。      ─────────────────────────────────── △第6 報告第11号 専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて) ○議長(神田省明君) 日程第6、報告第11号専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)を議題といたします。  報告を求めます。都市建設部長の登壇を願います。              (都市建設部長 小池義光君登壇) ◎都市建設部長(小池義光君) 報告第11号専決処分の報告についてご説明申し上げます。  本件は、地方自治法第96条第1項第13号の規定による損害賠償額を定めることについて、同法第180条第1項の規定により、議会において指定された事項として専決処分したことについて、同法第180条第2項の規定に基づき、ご報告するものであります。  内容につきましては、平成22年8月23日午後3時頃、藤岡市藤岡2809番地6先の市道6199号線を自動車で走行中、舗装陥没箇所に落ち、フロントバンパーに損害を与えた事故に係る賠償金の額を定める事についてであります。また、損害賠償金につきましては、対物損害代金賠償責任保険で充当いたしますので、併せて報告するものであります。  以上、専決処分の報告とさせていただきます。 ○議長(神田省明君) 報告が終わりました。  これより質疑に入ります。ご質疑願います。  渡辺新一郎君。 ◆2番(渡辺新一郎君) 質問させていただきます。  私も、この場所がどこかと思って見に行ったのですけれども、これは主要道路からちょっと左に入ったところで細い道で、スピード的にはそんなに5キロ位しか出ないようなところではないかなと思って、その先には人家があって、この人たちは毎日ここを利用していると思うのですけれども、こういう場所というのは、以前にこういうところがあるということは市のほうには連絡等はなかったわけですか。それをお伺いします。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。              (都市建設部長 小池義光君登壇) ◎都市建設部長(小池義光君) この場所につきましては、事前に穴があいているとか、そういう連絡はありませんでした。 ○議長(神田省明君) 渡辺新一郎君。 ◆2番(渡辺新一郎君) 以前に、ある議員も質問したと思うのですけれども、こういう場所が何カ所かあるので、どういう形で市のほうに吸い上げるかという話があった時に、例えば地元の区長なり、あと常時そういうところを利用している郵便局の人たちとか、そういう人たちにお願いして、そういう場所をなるべく報告してもらうというようなことを言われたと思いますけれども、やはりそういう事というのは大事ではないかなと思うのですよね。それで、こういう事が8月にあったということを、例えば地元の区長に、地元としてはこういう事故があったんですよということをちゃんと報告してあるのかどうか、お伺いいたします。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(小池義光君) 舗装の陥没箇所というか、穴につきましては、事前に区長会、また郵便局のほうに事前に情報の提供ということでお願いはしてあります。それと、もう一つ、先ほどの区長の関係なんですけれども、うちのほうで一応シルバー人材センターのほうに、舗装の補修ということで依頼はしてあるのですけれども、その都度、また区長のほうにも市役所のほうに来た時とか、その辺の様子を見ながら舗装の穴とかありましたら、危険箇所がありましたら、連絡してくださいということでお願いはしてあります。  以上です。 ○議長(神田省明君) 渡辺新一郎君。 ◆2番(渡辺新一郎君) そうしますと、市のほうに年間どの位区長なり、郵便局の方から、そういうのが上がっているか。それと、事前にわかれば、ここに8万幾らという大きな金額が出ているのですけれども、こういうものも防げるのではないかなと思いますので、ぜひこれはある程度色々な場所があると思うので、そういうところで周知させるということが必要ではないかなと思うので、よろしくお願いいたします。今まで、どの位あったかどうかというのをお願いいたします。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(小池義光君) 平成22年度シルバー人材センターに委託して道路パトロールしてもらっているのですけれども、その中で補修した箇所ですか、場所については4月から現在まで257カ所ございます。  それと、平成17年度から平成21年度まで、今年度まで事故等が発生した件数も12件ほどございます。それで、その中ですべてが自動車の賠償保険の一応対象にはなるのですけれども、支払われたかというと、そのうち1件につきましては、支払いが不ということになっております。  以上です。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。  冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) 報告第11号について何点か質疑をさせていただきます。  今の議論を聞いていましても、ちょっとわからないので、具体的なここに表示されている藤岡市藤岡2809番地6、この先の市道6199号線ということで、今回損害賠償を与えた方の自宅のすぐ近くだという表現で、事件の概要ということで記されております。これは詳しい場所、どこのところの道を言っているのか、まずその点についてお伺いしたいのと、舗装の陥没箇所ということなのだけれども、どの位の大きさで、どの位の陥没箇所でこのような損害を与えたのか。また、車の車種、あと、この市道6199号線については、何キロ制限の道路で何キロで走行されて、このような結果になったのか、お伺いをいたします。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。              (都市建設部長 小池義光君登壇) ◎都市建設部長(小池義光君) 場所につきましては、鮎川と南町の区域境です。鮎川の城山神社というところがあるのですけれども、その北側の山間部です。  それと、事故が起きた時の状況でございますが、道路の路肩部分にクラックが入っておりまして、それが山を抱いているものですから、その山に降った水が山合いを抱いているものですから、そのところの水が道路に流れ込んで、ひび割れた舗装のクラックを持ち上げて穴ができたものと思います。それで、その穴の状況なんですけれども、延長が約3メートル60センチメートル、それで幅員が1メートル、14センチメートルの深さで穴が生じております。それと、スピードの制限ですが、これについては特に何キロという制限はございません。  車の種類ですけれども、エルグランド5Dという車でございます。エンジンが25D型、2WDでございます。 ○議長(神田省明君) 冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) 場所については、おおよそわかりました。  それと、深さが14センチメートルということなのだけれども、先ほど車種をお伺いしたら、エルグランドということで、こういう車が今かなり若い世代で人気だったり、ファミリーカーとして、最近、部長、車高の低い車種というか、そういう車が非常に数多く今流行しております。13センチメートル位の穴でも、速度によってはかなり衝撃を受けてフロント、特にバンパー、そういったところには支障が出るような、そういう車があるというふうに私は理解しているのだけれども、市道だけど無制限ではないよね。大体、制限速度の表示がないところは、大体30キロだとか、そういうのが一応の目安だというふうに思うのですけれども、この車は答えていただかなかったんだけれども、何キロ位の走行で、このような状況になったのか、私は聞いたので、わからないならわからないでも結構なんだけれども、当然、保険会社が入って交渉したわけですから、過失割合だとか、そういうのも言ってくれないので、全面的にこれは市のほうが悪いということで全額を補償したのか、ある程度相手方に過失があって、ここに記されているように8万7,418円という金額をお支払いしたのか。その点について、もう少し詳しく教えてもらいたいのと、あとは市道の管理、これについては先ほどシルバー人材センターだとかという話を聞いたのだけれども、このシステムについて、もう一回確認させてください。区長でもいいし、市民のどなたでも結構なので、これを土木課のほうに連絡をしていただいて、直ちに土木課のほうが、これ藤岡市に2カ所か3カ所に分けて業者と委託契約してないですかね、そういうところと連絡をとってやっているんだというものが、今現在やられていると思うので、そのことについても、あわせて答弁願えますか。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(小池義光君) 何キロで走行して、この舗装の陥没箇所に入ってきたかというのはわかりません。  それと、過失の割合なんですけれども、これにつきましては50%です。  それと、維持の情報の関係なんですけれども、これについては毎年2回ほど「広報ふじおか」等に掲載しまして、穴等、また危険箇所がありましたら、土木課のほうに情報提供をしてくださいということで、「広報ふじおか」には掲載しております。それで、先ほど私申し上げましたように、情報提供につきましても、郵便局等、また地元の区長初め市内の業者、今、藤岡市を5つに分割して維持管理を出しているのですけれども、そういう中で事故が起きないような形で情報提供というのをいただいております。  以上です。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  以上で報告第11号について報告を終わります。      ─────────────────────────────────── △第7 議案第89号 藤岡市部設置条例の一部改正について ○議長(神田省明君) 日程第7、議案第89号藤岡市部設置条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。企画部長の登壇を願います。              (企画部長 長野良一君登壇) ◎企画部長(長野良一君) 議案第89号藤岡市部設置条例の一部改正についてご説明申し上げます。  この条例改正につきましては、行政改革の一環として市の施策を総合的、効果的に展開できるよう、第2条で規定しております事務分掌の一部を改めるものであります。  改正する内容といたしましては、男女共同参画に関する事項を、企画部から人権施策を総括する総務部に移管し、男女共同参画の推進を図るものであります。  また、生活排水に関する施策は、豊かな自然環境を守り、良好な生活環境を実現するための重要な施策であります。このことから、市民環境部において所管している合併処理浄化槽設置補助事業や特定地域生活排水処理事業などを、下水道事業を所管する上下水道部に集約することにより、生活排水処理の窓口を一本化し、事業を一体的に推進するものであります。  以上、簡単でありますが、提案説明といたします。慎重審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(神田省明君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。ご質疑願います。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第89号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、議案第89号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第89号藤岡市部設置条例の一部改正について、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(神田省明君) 起立全員であります。よって、議案第89号は原案のとおり可決されました。      ─────────────────────────────────── △第8 議案第90号 藤岡市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について     議案第91号 藤岡市長及び副市長の諸給与条例の一部改正について     議案第92号 藤岡市教育委員会教育長の諸給与支給条例の一部改正について ○議長(神田省明君) 日程第8、議案第90号藤岡市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、議案第91号藤岡市長及び副市長の諸給与条例の一部改正について、議案第92号藤岡市教育委員会教育長の諸給与支給条例の一部改正について、以上3件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長の登壇を願います。              (総務部長 黒澤眞澄君登壇) ◎総務部長(黒澤眞澄君) 議案第90号藤岡市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。  人事院は、平成22年度の国家公務員給与について、民間給与との格差0.19%を埋めるため、去る8月10日付の人事院勧告を行い、これに基づいて、政府は11月1日に一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案が閣議決定され、今国会において改正される見込みです。これに関連して、本議会において藤岡市職員の給与条例及び市長及び副市長の諸給与条例並びに教育長の諸給与支給条例と同様、市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例について、所要の改正をお願いするものでございます。  改正の内容につきましては、第1条において12月期の期末手当の支給率を2.2月から0.2月引き下げ、2月の年間3.95月とし、第2条において平成23年度以降の支給について、6月期と12月期の支給のバランスを考慮し、6月支給分について1.95月を0.05月削減し1.90月にし、12月支給分について2月を0.05月増額し、2.05月の年間3.95月とするものでございます。  施行日につきましては、第1条においては公布の日から、第2条においては平成23年4月1日からとするものでございます。 ○議長(神田省明君) 暫時休憩いたします。                                  午前10時37分休憩      ───────────────────────────────────      午前10時38分再開 ○議長(神田省明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ─────────────────────────────────── ○議長(神田省明君) 総務部長。              (総務部長 黒澤眞澄君登壇)
    ◎総務部長(黒澤眞澄君) 1.95月を0.05月削減し、1.90月に12月支給分について、2月を0.05月増額し2.05月の年間3.95月とするものであります。  施行日につきましては、第1条においては公布の日からとし、第2条においては平成23年4月1日からとするものであります。  続きまして、議案第91号藤岡市長及び副市長の諸給与条例の一部改正についてご説明申し上げます。  改正の内容につきましては、第1条において12月期の期末手当の支給率を2.175月から0.2月引き下げ、1.975月の年間3.9月とし、第2条において平成23年以降の支給について、6月期と12月期の支給のバランスを考慮し、6月支給分について1.925月を0.05月削減し1.875月に、12月支給分について1.975月を0.05月増額し2.025月の年間3.9月とするものであります。  施行日につきましては、第1条においては公布の日からとし、第2条においては平成23年4月1日からとするものであります。  続きまして、議案第92号藤岡市教育委員会教育長の諸給与支給条例の一部改正についてご説明申し上げます。  改正の内容につきましては、第1条において12月期の期末手当の支給率を2.175月から0.2月引き下げ、1.975月の年間3.9月とし、第2条において平成23年以降の支給について、6月期と12月期の支給のバランスを考慮し、6月支給分について1.925月を0.05月削減し1.875月に、12月支給分について1.975月を0.05月増額し、2.025月の年間3.9月とするものであります。  施行日につきましては、第1条においては公布の日からとし、第2条においては平成23年4月1日からとするものであります。  以上、簡単ではありますが、提案説明とさせていただきます。慎重審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(神田省明君) 提案理由の説明が終わりました。  議案第90号藤岡市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、これより質疑に入ります。ご質疑願います。  湯井廣志君。 ◆10番(湯井廣志君) 市議会議員の報酬の減額についての議案が提出されておりますけれども、人事院の勧告、これに従って今回も変えるという話でありますけれども、人事院勧告は国家公務員に対して出ている、また県の人事委員会勧告も県の企業の実態調査をして、減額するか、増額するかというのが決定されるわけでありますが、これは議員の全国の平均値をとって減額修正するというなら私はわかるのですが、職員に合わせて企業の実態を調査して、この給料を下げてくるというのは、どうも納得がしがたい。また、市長にしても、副市長にしても、教育長にしても、全国のそういう中で減額をしていくというなら私はわかるのですが、市長にお伺いいたしますけれども、給料の個々のやり方というより、年俸制というようなことにすれば、いちいち人事院勧告で上がったり下がったりということがなくなりますので、こういう三役なり、教育長なり、市議、こういう公職で選ばれた人というのは、年俸制に変えていくというような考えを持っていないものか、その点をお伺いいたします。 ○議長(神田省明君) 総務部長。              (総務部長 黒澤眞澄君登壇) ◎総務部長(黒澤眞澄君) ただいま湯井議員のほうからご質問がございましたが、私のほうから、この報酬の関係につきましてお答えをまずさせていただきます。  市議会議員の議員報酬等の決定に当たりましては、先ほどの答弁でお答えさせていただきましたが、市長、副市長の諸給与条例、教育長の諸給与支給条例と関連させてやってきてもらっていると。そういうものを含めた中で、現時点では年俸制というよりも、この形のほうが全体的にはバランスがいいのではないかと、このように考えております。 ○議長(神田省明君) 市長。              (市長 新井利明君登壇) ◎市長(新井利明君) 今、総務部長が答えましたけれども、議員のご指摘の年俸制という、そういったシステムもないわけではないんだと思います。しかし、今までの慣例もありますが、なかなかそういったものとそぐわないというところもあります。しかし、ご指摘もあります。私としては、今までのようにやっていっていいのではないかなというふうには思っております。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。  吉田達哉君。 ◆23番(吉田達哉君) ただいまの提案理由の説明の中で、民間ベースに合わせるからというような提案理由の説明をお伺いしたのですけれども、それとあとは市の職員、また市長、教育長等々の給与ということなんですけれども、基本的に議員の場合は給与ではなくて報酬なんですよね。民間ベースに合わせるということの説明だったんですけれども、職員の方と我々が全く違うというのは、定期昇給というのがないんですよ。議員報酬を上げるときは、先ほど湯井議員のほうで上がったり、下がったりと言うんですけれども、下がったり、下がったりなんですね。人事院勧告が上がっても議員の報酬が上がったことは一度もないですよ。鬼石町と合併して4年が経過して、そのときこの面積の中で24人と、鬼石の地域が12人と、それぞれが地域の皆さんの要望なり何なりを議会に反映させるために活動していたわけですよね。それが、面積が大きくなり、予算も増え、そんな中で孤軍奮闘で24人で頑張っているわけだね。  また、今回も水面下では議員定数の削減ということで協議もしている。そういう中で、割りを食った話なんだよね。議員だけがどんどん下がっていって、担う仕事は大きくなっていく。職員の人は人事院勧告で下がるとはいえ、実際には定期昇給がある。要するに、定期昇給だけでいっちゃうと、民間ベースと離れているから人事院勧告で下げる。我々は全然上がらないんですよ。その辺をバランスとかと言っているけれども、どう整合性でバランスという答弁が出てくるんだか、その辺についてお伺いしたいし、もしあれでしたらば、今度改選期を迎えるに当たって、もう4年が経過したわけですから、本当に議員報酬が、または議員の定数が、この位の定数で適正なのか、そして報酬がこの位で適正なのか、一度報酬審議会を開いていただきたいと思いますけれども、その辺についてのお考えをお示しいただきたいと思います。 ○議長(神田省明君) 副市長。              (副市長 金井秀樹君登壇) ◎副市長(金井秀樹君) お答えさせていただきます。  湯井議員と吉田議員のご指摘、まさに私もそのとおりだと思っています。なぜ、このように人事院勧告に合わせて議員報酬下げるかという事については、今まで慣例でこういうふうにしてきたと思いますけれども、民間との格差是正で、いわゆる一般職の公務員の場合は、労働基本権を付与しないことにかわる人事院勧告ですから、確かに議員のおっしゃるとおりの理屈はそのとおりだと思います。したがって、今4年と言いましたけれども、1回本当に、この方法がいいかどうか、報酬審議会にやはり諮る必要があるのかなというふうに私も思います。ただ、それを増額するか、減額になるかということは別として、このやり方について、もう一度今言った公務員全般に対する人事院勧告と、議員が同じベースのものでいいかということも含めて、これは議論していただきたいなと。前回の改定のときに、湯井議員からそんな質問があったと思いますので、少し勉強させていただきたいと思います。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。  木村喜徳君。 ◆19番(木村喜徳君) まず、議員の年間の報酬、総額を聞かせてください。あとは、公務と言われる、公務、その言葉が正しいかどうかわからないんですけれども、公務と言われる年間の日数、議員の日数、これを教えてください。 ○議長(神田省明君) 総務部長。              (総務部長 黒澤眞澄君登壇) ◎総務部長(黒澤眞澄君) お答えさせていただきます。  年間の報酬というのは、申し訳ないんですが、月額でよろしいでしょうか。              (「年間トータル」の声あり) ◎総務部長(黒澤眞澄君) 年間トータルがよろしいですか。議員の月の報酬……。 ○議長(神田省明君) 暫時休憩いたします。                                  午前10時50分休憩      ───────────────────────────────────      午前10時58分再開 ○議長(神田省明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ─────────────────────────────────── ○議長(神田省明君) 副市長。              (副市長 金井秀樹君登壇) ◎副市長(金井秀樹君) お答えいたします。  まず、報酬でございますが、議員1人当たり年間628万2,600円ほどになります。  それから、委員会、本会議等含めまして、議員が公務で出られる日数は年間33日ほどでございます。  以上でございます。 ○議長(神田省明君) 木村喜徳君。 ◆19番(木村喜徳君) 年間約630万円ですか、公務として出るのが33日、これ公務として出る以外に色々とあると思うんですけれども、いかに議員の630万円近い年俸というのは、日数割りにすると非常に高いものと私は考えます。こういうことを踏まえながら、きちんと報酬については議論していく必要があると思いますけれども、現在の藤岡市の議員の報酬について、この金額という根拠はどういうところから出ているんですかね。先ほど言った社会通念というか、民間会社の云々ということで、職員、市長等は根拠として、人事院勧告のほうでやっていくということなんですけれども、この報酬についても、そういうところでやっているという話ですよ、今まではね。人事院勧告で決めているんだから、それでよろしいんですか。 ○議長(神田省明君) 暫時休憩いたします。                                     午前11時休憩      ───────────────────────────────────      午前11時1分再開 ○議長(神田省明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ─────────────────────────────────── ○議長(神田省明君) 副市長。 ◎副市長(金井秀樹君) ちょっと難しい質問なんですが、先ほど吉田議員のときにも答弁申し上げましたけれども、人事院勧告と議員報酬がリンクして下げるというものは、今までどういう経過でここへ来たか、私はちょっと承知しておりませんけれども、先ほど答弁いたしましたように、各市の状況等を今までは人口規模だとか、あるいは議員の数、そういうもので適正にこういうふうな形で上げよう、下げようと審議会で議論した経過は私は承知していますが、いつからこういうことになったかはわかりませんけれども、いずれにしても、先ほど申し上げましたとおり、一般公務員と同じベースでやることが、果たしていいのかどうかという問題点があろうかと思いますので、この点についてはもう少し勉強させていただきたいと思います。 ○議長(神田省明君) 木村喜徳君。 ◆19番(木村喜徳君) 非常にあいまいなところで決まっているということは、これ現実だと私は思うのですけれども、約630万円という年俸、33日という公務の日数なんですけれども、こういう事をきちんと市民にも知らしめて、その中できちんとした議論をする必要が私はあると思うのですよ。そうした意味から、こういう事は議会だより等にきちんと載せて、市民に周知する必要があるのではないですかね、これは局長のほうに、その辺答弁願います。 ○議長(神田省明君) 暫時休憩いたします。                                   午前11時2分休憩      ───────────────────────────────────      午前11時3分再開 ○議長(神田省明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ─────────────────────────────────── ○議長(神田省明君) 副市長。 ◎副市長(金井秀樹君) 私のほうから答弁させていただきます。  今のご指摘の件につきましては、議会事務局とよくご相談をさせていただきまして、しかるべき方法でやっていきたいと思っています。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第90号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、議案第90号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第90号藤岡市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(神田省明君) 起立多数であります。よって、議案第90号は原案のとおり可決されました。  議案第91号藤岡市長及び副市長の諸給与条例の一部改正について、これより質疑に入ります。ご質疑願います。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第91号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、議案第91号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第91号藤岡市長及び副市長の諸給与条例の一部改正について、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(神田省明君) 起立多数であります。よって、議案第91号は原案のとおり可決されました。  議案第92号藤岡市教育委員会教育長の諸給与支給条例の一部改正について、これより質疑に入ります。ご質疑願います。              (「なし」の声あり)
    ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第92号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、議案第92号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第92号藤岡市教育委員会教育長の諸給与支給条例の一部改正について、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(神田省明君) 起立全員であります。よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。      ─────────────────────────────────── △第9 議案第93号 藤岡市職員の給与に関する条例等の一部改正について ○議長(神田省明君) 日程第9、議案第93号藤岡市職員の給与に関する条例等の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長の登壇を願います。              (総務部長 黒澤眞澄君登壇) ◎総務部長(黒澤眞澄君) 議案第93号藤岡市職員の給与に関する条例等の一部改正についてご説明申し上げます。  人事院は、平成22年度の国家公務員給与について、民間給与との格差を解消するため、昨年度に引き続き、若年層の職員並びに医師を除く職員の基本給の引き下げ、さらに50代後半の管理職を対象とした基本給の引き下げ、また期末・勤勉手当の年間支給額の引き下げを主な内容とする勧告を去る8月10日付で行い、これに基づいて、政府は11月1日に一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案が閣議決定されました。今国会において、国家公務員の給与法の改正法案が審議されております。このような状況から、本市におきましても国に準じて所要の改正をお願いするものであります。  改正の主な内容につきましては、官民格差の0.19%を解消するため、55歳を超える参事職以上の職員の月例給を1.5%引き下げ、残された格差分を埋めるため、昨年に引き続き給料表の一部を0.1%引き下げ、また平成22年12月の期末・勤勉手当の支給率を0.2月分引き下げるものであります。  また、第2条で来年度以降の期末・勤勉手当の支給額について、年間支給率は今年度と同率としますが、6月分と12月分の支給率をそれぞれ増減させ、調整した改正内容でございます。  第3条では、平成18年4月1日からの給与構造改革により平均4.8%給料が減額されましたが、この際行っておりました現給保障額を、今回0.41%引き下げる改正内容でございます。  附則第1条で、今回の改正の施行日を公布の日の属する月の翌月の初日からとし、第2条の規定については、平成22年4月1日からお願いするものでございます。  第2条で、本年4月から11月までに係る格差相当分を解消するため、4月の給与に調整率を乗じて得た額に8カ月分を乗じて得た額と、6月分に支給された賞与に調整率を乗じて得た額の合計額を12月の期末手当の額で減額調整措置を行うものでございます。  また、第3条では、読みかえの規定、第4条では規則への委任、第5条は藤岡市職員の給与条例の一部改正に伴い、藤岡市職員の育児休業等に関する条例の附則において読みかえ規定の1項を加える一部改正。第6条においても、第5条同様に、藤岡市職員の給与条例の一部改正に伴い、藤岡市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の附則に読みかえ規定を1条加える一部改正をするものでございます。  また、来年4月から職制を見直し、現在の部長及び参事、また課長補佐等の職責をより明確にするため、現在の単独参事を副部長とし、その権限と責任の重さに応じた給与体系とするよう、現行の7級制から8級制に変更し、今回の人事院勧告とあわせて給料表を改正するものでございます。  以上、簡単ではございますが、提案説明とさせていただきます。慎重審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(神田省明君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。ご質疑願います。  渡辺徳治君。 ◆4番(渡辺徳治君) 職員組合があると思うんですが、そことの話し合いはどのようにされているのか。出された要求、内容についても紹介してください。 ○議長(神田省明君) 総務部長。              (総務部長 黒澤眞澄君登壇) ◎総務部長(黒澤眞澄君) お答えいたします。  職員組合との交渉状況ということでございますが、例年、春闘の確定闘争時期に交渉対応をしております。市長への交渉、職員課との交渉等ございますが、平成22年度につきましては、5月24日、9月16日、それと10月19日、10月28日、11月19日という形で交渉をしてございます。内容につきましては、市当局への職員の待遇面に関する要求書の提出、それと制度改正に伴う内容説明とか提案、それと、これはつきものでございますが、給与に関することというような事で、人事院勧告の実施ですとか、8級制の導入等、こういったものが交渉の状況及び内容でございます。 ○議長(神田省明君) 渡辺徳治君。 ◆4番(渡辺徳治君) 全く中身のわからない話がされました。職員にかわって質問するわけではないですけれども、本当に学生を、高校生、大学生を養っていると、本当に金がなくて困っているんだという話を職員の皆さんはします。この間、人事院勧告で幾ら賃下げされたのかということと、民間との格差ということを言っているわけですから、民間との差がどの位藤岡市であるのかということも、あわせてお答え願いたいと思うんですが。 ○議長(神田省明君) 総務部長。 ◎総務部長(黒澤眞澄君) まず、人事院勧告の民間との給与格差ということで、今年度の人事院勧告の内容というんですか、調査対象について、まず一つお答えしますが、民間企業との比較という中で、人事院のほうでは約1万1,100の民間事業所、約45万人の個別給与の調査を実施しております。実質調査率としてはこれの約90%が対応と、調査という形でされております。  それと、人事院勧告の今までの経過というんですか、これが平成14年以降で申しますと、人事院勧告の勧告率のマイナス、これは平成14年度以降、今回入れまして5回、勧告なしが2回、それと平成19年に勧告があったというんですか、それが1件ありました。ですから、実質的にはほぼ毎年のようにマイナスということでございます。  それと、ご指摘の中に藤岡市の職員、藤岡市の民間企業との格差ということで出ておりますが、まことに申し訳ございませんが、ここの部分については調査しておりませんので、比較ができません。  以上、お答えいたします。 ○議長(神田省明君) 渡辺徳治君。 ◆4番(渡辺徳治君) 国が決めたから藤岡市も決めるということもあっていいと思うんですが、生活権の問題ですよね、給料という問題は。それを藤岡市の職員と民間との賃金格差があるから、今回提案しているわけでしょう。あるとすれば、その金額がどんなふうになっているのかということを調査もしないで出しているなんていう、これは無責任じゃありませんか。答弁してください。 ○議長(神田省明君) 総務部長。 ◎総務部長(黒澤眞澄君) お答えさせていただきます。  本来ですと、藤岡市の中に人事院というんですか、それに対応するような調査機関を設け、実施できればよろしいのかと思います。しかし、経費等々の関係も踏まえますと、国の人事院勧告、これに準じて対応していくというのが、現時点では一番理屈というんですか、考え方に沿っているのかなと、こんなふうに考えております。 ○議長(神田省明君) 副市長。              (副市長 金井秀樹君登壇) ◎副市長(金井秀樹君) すみません、今、総務部長が答えたとおりなんですが、実は国の人事院は国家公務員に対して給与改定をやりますと。それから、都道府県については、それぞれの都道府県が人事委員会を持っています。政令指定都市も同じようなことで、人事委員会を持っているところがございます。ただ、市町村は人事委員会を持たないのが大半でございまして、国家公務員に横並びにするしか調査の方法がないということで、今までずっとこのままできましたので、今後も人事委員会を持つ要件が藤岡市として満たしてないものですから、このような方法でいかざるを得ないというふうに思っております。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。  窪田行隆君。 ◆3番(窪田行隆君) 質疑をさせていただきます。  ご説明の中で単独参事を副部長にということで、副部長職の新設というのがございました。副部長職を設置する理由について、また副部長の職責、権限についてご説明願います。 ○議長(神田省明君) 総務部長。              (総務部長 黒澤眞澄君登壇) ◎総務部長(黒澤眞澄君) お答えさせていただきます。  まず、副部長の職責ということでございます。これにつきましては、現在、単独参事という職がございます。この職責をもう少し明確にしてということで、副部長という形にあてがいまして、それで7級という位置づけをしてまいりたいと、そういうふうに考えております。  それと、ちょっとそれるかもしれませんが、部長の職責を特に考慮いたしまして、今回部長の権限といいますか、これを拡充させていただいて8級という形に持っていきたいということでございます。また、4級、5級の部分につきましても、もう少し職員も固まっていますから、そこのところをばらけさせたいというような、そういう意味合いもございます。  以上でございます。 ○議長(神田省明君) 窪田行隆君。 ◆3番(窪田行隆君) ただいまるるご説明いただいたのですが、質問させていただいた副部長職を新設する理由、その職責、権限が全くお答えをいただいていないようであります。また、答弁の中で部長職の権限を拡充するというお言葉もあったのですが、その辺についても、なぜそういう言葉がいきなり出てきたのか、その辺について、もうちょっと詳細にご説明願いたいと思うんですが、お願いします。 ○議長(神田省明君) 暫時休憩いたします。                                  午前11時26分休憩      ───────────────────────────────────      午前11時29分再開 ○議長(神田省明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ─────────────────────────────────── ○議長(神田省明君) 総務部長。 ◎総務部長(黒澤眞澄君) 大変失礼いたしました。  まず、副部長の権限ということでご質問がありました。まず、職位、職階制の明確化ということが1点。それと、部長の補佐職ということでございます。副部長の権限については、以上のとおりでございます。 ○議長(神田省明君) 暫時休憩いたします。                                  午前11時30分休憩      ───────────────────────────────────      午前11時32分再開 ○議長(神田省明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ─────────────────────────────────── ○議長(神田省明君) 総務部長。 ◎総務部長(黒澤眞澄君) 大変失礼いたしました。  まず、答弁漏れの部分で部長の権限の拡大ということでございますが、これについては職務執行規則等の中に専決権というものがございますが、従来、契約等にかかわる専決区分、これでいいますと契約等で従来部長の専決権としては200万円までが限度だったものが300万円にアップですとか、予定価格の決定等についても、これも同じく200万円から500万円ですとか、こういった基準が拡大されております。それと、副部長の権限でございますが、これは職務執行規則のとおり、従来どおりでございます。  以上でございます。 ○議長(神田省明君) 窪田行隆君。 ◆3番(窪田行隆君) もう1点、単独参事を設置する理由として特命事項というのがあったかと思うのですが、単独参事から副部長に移行することによって、特命事項というものの扱いについてはどうなるのかが1点。  もう1点、先ほどの答弁の中で4級、5級についても職務の見直しという発言がございましたが、その辺についてご説明をお願いします。 ○議長(神田省明君) 総務部長。 ◎総務部長(黒澤眞澄君) お答えいたします。  まず、特命事項というものにつきましては、これは従来どおり必要なものを与えて、それに対応するということでございます。  それと、課長等の4級、5級の部分の関係でございますが、従来4級ということで課長補佐、係長、主幹というものが4級ということで位置づけられておりました。これを、まず係長、主幹の部分を係長、主査ということで4級に置きますが、課長補佐の職を5級にと、それと課長の職を6級にという形で変更を予定してございます。  以上であります。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。  松本啓太郎君。 ◆16番(松本啓太郎君) 確認をさせてもらいますけれども、参事職という名称を変えて、副部長職という職を設けるということですか。それと、参事職、この職務の級に対して、副部長職の級、この辺のところをもう一度伺いたいと思います。 ○議長(神田省明君) 総務部長。              (総務部長 黒澤眞澄君登壇) ◎総務部長(黒澤眞澄君) お答えいたします。  まず、従来の単独参事職、これにつきましては、級としては6級でございます。今度、これが変更になりますと、副部長職は7級という事で設定させてもらいます。 ○議長(神田省明君) 松本啓太郎君。 ◆16番(松本啓太郎君) そうすると、職員の方、私ははっきりと何名ということを、およそわかりますけれども、これを実施された場合に、職員全体の給与の総額はどのように変わってまいりますか。 ○議長(神田省明君) 暫時休憩いたします。                                  午前11時37分休憩
         ───────────────────────────────────      午前11時38分再開 ○議長(神田省明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ─────────────────────────────────── ○議長(神田省明君) 総務部長。 ◎総務部長(黒澤眞澄君) お答えいたします。  金額につきましては、現在と比較しますと約2,000万円ほどの増額ということになります。これは、現在、先ほど言った副部長だけの金額ということでなく、先ほど申しました全体としての金額でございます。 ○議長(神田省明君) 副市長。              (副市長 金井秀樹君登壇) ◎副市長(金井秀樹君) お答えいたします。  先ほど申しましたように、職位、職階制を明確にするという意味で8級制を導入させていただきます。それから、総額につきましては、ラスパイレスの低い部分、つまり3、4級のところが非常にラスパイレスが低いものですから、そちらを上げる形を考えております。今回の人事院勧告も、それと合わせてなっておりますので、そのようなことで改正をさせていただきました。総額では、私は1,400万円位というふうに係から聞いておりましたが、ただ議員ご指摘のように、全体が下がる中で人件費が上がるのがいいかという議論がございますので、その辺についてはもっと知恵を使いながらやってくれと。というのは、横に渡る部分の格付によっては人件費を抑制することもできるし、上がってしまうこともあるので、その辺については運用上で経費削減に努めていきたいというふうに考えております。 ○議長(神田省明君) 松本啓太郎君。 ◆16番(松本啓太郎君) 副市長の答弁の中で、どちらかというと給与のまだ低いところはということですよね。そうだとすれば、なぜ参事職の名称はなくして、この6級を副部長になったら7級にするのか。それと、年間2,000万円というような総務部長の答弁でありますけれども、今、副市長は1,500万円云々というようなことを言いましたけれども、そこはちゃんと統一をしてください。それで、3回目を終わります。 ○議長(神田省明君) 暫時休憩いたします。                                  午前11時40分休憩      ───────────────────────────────────      午前11時50分再開 ○議長(神田省明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ─────────────────────────────────── ○議長(神田省明君) 副市長。 ◎副市長(金井秀樹君) すみません、お答えさせていただきます。  先ほど、私が1,400万円ほどと言いましたのは、給料だけが1,400万円でございました。諸手当を含めて2,000万円前後になるというふうに思います。ただ、これは現在職員がいて、そのままの給料を当てはめると、これだけ上がっている計算になりますが、来年4月以降の人事異動を行いますと、年齢の低い層が上がってまいります。そうすると、人件費の総額自体は今年度よりは下がります。  それから、参事を副部長ということですが、明確にする職を部の中で特命事項を他の部署との調整だとか行うために明確に位置づけるために、名称を副部長という名称にさせていただくと。  以上でございます。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。  吉田達哉君。 ◆23番(吉田達哉君) 副部長ということですけれども、そうじゃなくて、先ほどから提案理由の説明をるる聞いているんですけれども、先ほども同じような質問をしたんですけれども、民間ベースと給与を合わせるためにとかということで、先ほどからさんざん再三にわたって説明があるんですね。人事院勧告もそういう事の中で人事院勧告を下げたりしてくるわけですよね。その中で、今回の給与改定と言っちゃっていいんだと思うんですけれども、その根拠というのが全然明確じゃないんですよね。下がっているだけならいいですよ、上げるなら人事院勧告に沿わなくたっていいんじゃないですか、うちはやりませんよと、人事院勧告には沿わないでいきますからと、独自路線を歩むことができるんなら、それだっていいじゃないですか。でも、それができない。では、どうするんだといって、こういう形でやるわけでしょう。  確かに、副市長が言われたように、40代半ば位以下、要するに係長、係長代理以下の職員は本当に一生懸命やっていると思うし、そのラスパイレスに全然合わないんだと思うんですよね。ラスパイレスを基準にするんだか、民間ベースを基準にするんだかというところも、ちょっと問題があるかなとは思うんですけれども、ただしかし、そういう人たちは、ちょうど色々結婚もして住宅も建てて、子どもを育てながら、本当に大変な中で一生懸命それでも仕事はやっている。一生懸命やってもらうなら、給料は上がったっていいんだと思うんですよ。主権者たる市民のほうを向いて、しっかりと仕事をしてもらえばいいんだと思うんですけれども、ずっと今の質問を聞いてきたら、課長から部長から、みんな上がっちゃうんですよね、厚いところまで。そうすると、今までの提案理由の説明の中で、民間との給与の格差が開かないようにとか、バランスだとか、ラスパイレスの低いところだとかという説明を聞いてきましたけれども、結局、所詮そんなことじゃなかった提案理由の説明になりませんかね。  何か、提案理由の説明を聞いたり、皆さんの質問に対する答弁を聞いていると、全然提案理由の説明がどこかへ行っちゃったり、次に質問する内容について答弁が全く、さっき言った答弁とは違っちゃったり、全然違うんですけれども、給与を上げるなとは言わないですよ。だけれども、しっかりと市民のほうを向いてやっていただかないと、45歳を過ぎてくると、だんだん自分の座る場所が高いところになってくると、保身に走ってくる人も増えてくるでしょうしするんですけれども、そんなことじゃなくて、きちんと市民のほうを向いて仕事をしていただければ、私はそれは給与が上がっても、その時代の中で一生懸命やっていただくんであれば構わないと思うんですけれども、何でそういうふうにたんびたんび出るときに合わせて、その説明が変わっちゃうんですかね。本当のところはどういう事なんですか、よく説明してください。 ○議長(神田省明君) 副市長。              (副市長 金井秀樹君登壇) ◎副市長(金井秀樹君) ご指摘のように、たびたび答弁が変わって大変失礼いたしました。  これは、人事院勧告と給与8級制に合わせて、これ一部改正ですので、こういうふうな改正の規則になってしまいますので、ただこういう行革だとか色々進めている段階で、人件費の総額を抑えなきゃならないという努力も私たちもしていますし、ご指摘のように当然市民のために仕事をするわけですから、当然のことながら市民の意見を聞きながら、あるいはその組織の中で自分を切磋琢磨しながら仕事をしていくというのは、当然のことだと思います。それに報われる、例えば特別昇給の方法もありますし、色々な方法がありますので、そういうふうに職員には私のほうからお伝えして、頑張っていただきたいというふうに考えます。  ただ、先ほども答弁しましたように、今回は一部改正ですので、要点が2つになってしまいますが、1点と、もう一つは客観的に人事委員会を持っていないものですから、労働基本権だけ奪っておいて、勧告する制度がない矛盾さが地方公務員の我々にはあります。したがって、国家公務員に準じるしかすべがないものですから、藤岡市内の民間格差との差は調査したりということができない状況でございますので、その辺は理解してください。 ○議長(神田省明君) 吉田達哉君。 ◆23番(吉田達哉君) そういう事であれば理解できます。であれば、提案理由の説明の中で民間とのバランスとか、民間格差をということを今後はやめてほしいと思います。それと、しっかり働いて市民の方々が、市役所の人はサービスがいいよと、すぐ要望に対しては適切に対応してくれたとか、窓口の対応がいいよとか、そういうような声が聞かれるように、一生懸命頑張ってもらうことを祈念して質問を終わります。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。  青柳正敏君。 ◆20番(青柳正敏君) 先ほどからの質疑を聞いていますと、ちょっと私の頭の中で整理がし切れない面がありますので、まず藤岡市として行財政改革というのを基本的な中に置いて、ここ何年も取り組んできているかと思うんですよね。そういう中で、議会も区長会からの申し出、議員を3名削減というようなことを踏まえて、今一生懸命議会内で調整、討議をしているんですけれども、そういったことに対して、今回は給与の面の審議ですけれども、これが人事院勧告で少し多いので抑えなさいということが出ているわけですよね。そういう中で、今、説明を聞いていると、この4級とか、その辺の方が大変だということはわかりました。でも、人事院勧告で地方公務員の給与が高いんじゃないかという、格差があり過ぎるんじゃないかということは、これどこが多いからそういうふうになるんですか。4級位が低くて大変だということはわかりましたよ。では、この7級だとか8級の人は多いということになってくるんですか。ここのところがちょっとわからないんですよね。  確かに、民間で言いますと55歳とか、57歳とか、早期退職、定年の若年化というんですか、そういうのも会社や企業等によっては行っているし、それから年齢によっては、もう役職を抑えるというふうなことも、それぞれの企業の中で取り組んで、人件費の抑制、そういったようなこともやっていますけれども、まるっきり民間と同じにということは私も言いませんけれども、やはり今度の場合、人事院勧告の中での差額の調整というようなことが基本になって、この議案が出ていると思うんですよ。そういう中で、今聞いていると、年間で2,000万円位上がってしまうというのは、大変おかしな話になるんですけれども、ここのところ、もう少しわかりやすく説明いただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(神田省明君) 副市長。              (副市長 金井秀樹君登壇) ◎副市長(金井秀樹君) お答えいたします。  先ほどからお答えしているように、人事院勧告に基づいて減額するということは、ご理解いただけるかなというふうに思います。ただ、一部改正ですので、8級制の導入につきましては、これは3年ほど前から職員組合と交渉しておりまして、今回はそれを先ほど申しましたように一部改正ですから、あわせて条例改正になってしまったわけですけれども、職位、職階制を明確にして、それぞれのところの事務分掌を明確にすると。  それから、財務の決裁区分については、今までと変更なくやると。それから、先ほど答弁しましたように、総額の人件費は抑えるという形で実行させていただきたいというふうに思っております。 ○議長(神田省明君) 暫時休憩いたします。                                      午後0時休憩      ───────────────────────────────────      午後1時再開 ○議長(神田省明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ─────────────────────────────────── ○議長(神田省明君) 青柳正敏君。 ◆20番(青柳正敏君) 先ほどから、総務部長、また副市長から答弁があるんですけれども、給料が2,000万円位ですか、増額になるんではないかという中で、人件費においては抑えられるという、これがまことにわかりづらいんですよね。例えば、職員の人員削減とか、そういう事にしっかりと取り組んで、こういう計画がありますので下がりますという、それにしても給料的な形の中で、これが上がる。これは、一般的な民間との格差が大き過ぎるから人事院がこの是正というような中で、今回勧告をしているというふうにとるべき中で、これに逆行する議案として、これが出ているというふうにしかとれないんですけれども、それでは人件費が抑えられるという根拠、また数字というのは、どのような形の中で人件費は、給料は上がるけれども、人件費は総合的に下がるんだということになるのか、もう少し私こういう面、大変自分が疎いのかわからないんですけれども、非常にわかりづらい。国が地方公務員と民間企業との格差があるからというような中で、この勧告をしているのにもかかわらず、結果が逆行するというのは、この議案自体が非常におかしいのではないかというふうに思うんですけれども、ぜひもう少しわかりやすい説明をいただきたいと思います。お願いします。 ○議長(神田省明君) 副市長。 ◎副市長(金井秀樹君) 今の給与体系、今の職員体制でいきますと、1,400万円ほどの基本給と手当で約2,000万円位上がると。しかし、今、定年と、勧奨退職でやめていく人がいます。その分を差し引いて、新しく昇格する人を総合しても、総額では人件費が抑えられると、そういう事です。  それから、この8級制の導入につきましては、先ほどもちょっと答弁させていただきましたが、新市の中でも館林市、富岡市、もう平成16年の時に8級制の導入に合わせてやっているものですから、その当時から職員組合と色々議論していたということで、今回は条例の一部改正ですから、一緒になってしまったために、人事院で、今、議員おっしゃるように、総額では下げるなんて言いながらも、こっちは上がるじゃないかという議論になってしまったんですが、これから給与のシステムだとか、そういうものを変えていって、来年4月に間に合わせるためには、今回、一部改正をお願いしたということでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(神田省明君) 青柳正敏君。 ◆20番(青柳正敏君) 私は、この級数が一つ増える8級制というようなことですけれども、級数が8級、9級、10級とか、そういうふうになっていくということは、色々な職員とすれば上がるチャンスが増える、そういうふうに私はとらえるんですけれども、行革というのは、こういうのを少しでも減らす中で、しっかりとその中で対応するというのが行政改革ではないかというふうに思うんですけれども、そういった面からしても、この級数、色々な一つの例ですけれども、私、消防団にお世話になりまして、その中においても色々な役付が増えてくるんですね。これは、結局、団員に対しての色々な手当なり何なりという色々なものが増えるということにつながってくるんですよ。  これにおいても、やはり8級が、次にはまた9級に制度を変えましょう、10級に変えましょうとかというのは、これは職員に対しては大変ありがたいことだと思うんですよ。増える機会が非常に多くなるんではないかというふうに。しかし、それは行財政改革、行革に反することじゃないかというふうに思うんですけれども、なぜ増やさなければならないのかという、本来であれば、7級の者は6級の中で、色々調整をしながら頑張りましょうというのが行革だと思うんですよね。そして、それが財政改革、財政の健全化というような形で反映してくるのかと思うんですけれども、この議案を見ていると、まるっきり逆行する形にしか私には理解できないのですけれども、この級数を増やすということについても、再度大変申し訳ないんですけれども、説明、この級数を増やすということが、結果として経費の削減になるのか、または私としては増えるチャンスというのか、そういう機会が多くなるのではないかというふうに自分の考えの中では、そういうふうにとらえてしまうんですけれども、この点、説明をいただきたいと思います。 ○議長(神田省明君) 副市長。 ◎副市長(金井秀樹君) まず、8級制につきましては、先ほども答弁いたしましたけれども、職位、職階制をきちんとする中で位置づけるために、8級制にするという考え方でございます。  総人件費の行財政改革との兼ね合いでございますが、当然、組織のスリム化も含めて人件費の総額を抑えていくというふうな形で、採用職員も控えながら、当初皆さんにお示ししたような100人に近い人件費を削減していきたいという方法は変わっておりません。  以上です。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。  岩ア和則君。 ◆8番(岩ア和則君) 議案第93号藤岡市職員の給与に関する条例等の一部改正について、先ほどから質問等で議論されておりますけれども、ちょっと私もよく理解できない面がありますので、二、三質問させていただきます。  先ほど、副市長が言われたように、まずこの議案は民間の給与ベースに合わせて、職員の給与を同じような形で下げると、そういう議案と、もう一方では、近隣の市町村で言いますと、富岡市が先駆けて8級制の給与体系を導入したと、そういう2つの議案が一緒に提案されたような形になっておるので、片や給与を下げると。一方では、やはり全体的に見て退職者とかそういう人の退職手当、そういうのを引けば、8級制を導入することによって、それだけで考えていきますと、給与体系でいくと、どのくらい上がるのかということを考えますと、これは先ほどから総務部長言われました2,000万円程度上がるということでよろしいんでしょうか。全体としては、退職者がいるので下がると、そういう形なんですか。 ○議長(神田省明君) 副市長。              (副市長 金井秀樹君登壇) ◎副市長(金井秀樹君) 前段のご質問の民間に合わせるというのは、先ほど人事院制度が15万人以下ということでございませんので、国の勧告に合わせる形で、これを民間に合わせるという形の、そういう理由で合わせていきます。  それから、その総額が上がると言いましたのは、先ほども答弁いたしましたけれども、今の職員のベースでこのまま人件費をやりますと、手当を含めて2,000万円位上がりますが、来年度に人事異動があったり、退職職員があったりしますと、総額では下がるという、そういう考え方です。 ○議長(神田省明君) 岩ア和則君。 ◆8番(岩ア和則君) 今、説明いただきまして、何となく理解いたしました。総額では下がると、それで1人1人の給与、それにしますと若干上がるということですよね。 ○議長(神田省明君) 副市長。 ◎副市長(金井秀樹君) 全体では、人事院勧告によって下がります。職員1人というか、職務によって6級が7級に行って、7級が8級に行くときは、当然その職員は上がります。そういう答弁でよろしいでしょうか。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。  冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) 議案第93号につきまして、質疑をさせていただきます。  まず、総務部長が言われている最初の市議会議員や市長、副市長並びに教育長、このものについて教えてください。  今回の人事院勧告によって、現在、本条例の一部改正前の対象となる職員数、先ほど行政職員、医療職員という話をされましたけれども、医師は除くということなんで結構なんですけれども、対象となる職員、何名いるのか、行政職員、医療職員、この人数と、今回この人事院勧告によって引き下げられるということなんですけれども、どのくらいの金額が今回の人事院勧告によって引き下げられてしまうのか、この点についてお伺いいたします。  それと、先ほど岩ア議員のほうが指摘をされていましたが、この副部長制度ということであります。私も本来、一方では引き下げ、一方ではまた同じ藤岡市職員の給与に関する条例等の一部改正で、議案、その大まかなところでは変わってないんだけれども、内容は全然違うというところで、私はある意味、議会が軽く見られているのかなという感が否めない1人です。それはなぜかというと、この後に出てくる条例改正や指定管理者制度等々、12月議会前にはきちんと議員説明会をして、議員のほうにその詳細な計画や内容等を説明してきました。人事院勧告の部分は結構だというふうに思います。この副部長制度を導入しようということは、これはきょう唐突に言われたことであって、我々は今初めて聞かされた内容だというふうに承知をしております。なぜ、これ議員説明会できちんと説明をしてくれなかったのか。やはりこの議案に対しては、これだけ多くの議員の皆さんが質疑をするということは、相当抵抗感を持たれているのかなというふうに私自身思いますので、何でこんな大事なことを、議員説明会で説明しなかったのかお伺いしたいです。そういった中で、これがどういった会議の中で、だれが発案して、こういう副部長制度が導入されようとしているのか、まずお伺いいたします。  それと、参事職、単独参事が副部長ということで名前が変わるということなんだけれども、これ今、単独参事を置いてない部署もあるんだけれども、どのような部署に何名置くのかも当然議会提案をされるということであれば、その腹案をお持ちでしょうから、どの部署に何名位副部長を置くのか示していただきたい。まず、この点について教えてください。お伺いいたします。 ○議長(神田省明君) 総務部長。              (総務部長 黒澤眞澄君登壇) ◎総務部長(黒澤眞澄君) お答えいたします。  最初に、行政職対象者でございますが、行政職の1表につきましては、対象の市役所の職員、合計で575名おりますが、そのうちの498名が対象になっております、一般行政職。それと、医療関係でございますが、これが77名で、合計575名ということで数字を承っております。  それと、この8級制につきましては、最初の時に答弁いたしましたが、職員組合等々の話の中とか、そういう中で3年前、こういう話について議論をしてまいりました。議員説明会をしなかった理由ということなんですが、これにつきましては、特にしなければならないということで、特に議論をいたしませんでした。  失礼しました、答弁漏れがございました。  今年度の退職予定者でございますが、定年が11名、それと勧奨等々で6名、合計17名が今年度の退職予定でございます。  それと、副部長候補というんですか、現在、単独参事4名おりますが、その方というんですか、そのセクション、ポジションが対象になろうかと考えております。  人事院勧告の関係で下がる金額でございますが、人事院勧告、この影響する一般会計の職員395名につきましては、まずトータルで約3,000万円ほど引き下がるという試算がございます。  市長、教育長につきましては、ボーナス分のみ下がるので、給料等の本俸については従来どおりでございます。議員につきましても同じでございます。  以上です。 ○議長(神田省明君) 冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) 総務部長、きちんと詳細に聞いているんだから、誠意を持って答弁してもらいたいというふうに思うんですよね。  それで、今年度ベースの人事院勧告に対しての引き下げ額は395名で3,000万円という理解でよろしいんですね。一々、何とかですかとかって言うから、あいまいな答弁なんだけれども、395名で3,000万円ということで理解してよろしいですね、いいですね。まだ質問が続きますから、よく聞いていてください。  それと、議員説明会をあえて開く必要がないというふうに、部長はおっしゃいましたけれども、職員上がりの今ここに同席をしている副市長が初めて副部長というところの今回の条例の一部の改正なんだけれども、当時も参事から今回副部長になると。その前は、政策調整官から参事になるというところで、政策調整官制度というのもあったわけですよね、10年位前の話ですかね。その時に、金井副市長は教育部の政策調整官ということで、そのときもかなり議会で議論したんですよ。本当に、こういうものが必要なのか、必要じゃないのか、議員説明会を開いた中でかなり長時間をかけて議員からの質問に対して、懇切丁寧に執行部は答弁をして、そういう制度ができたというふうに私は承知しております。  今回も、きちんとだれが発案者で、どこの会議で決まったというところも答弁いただいてないんですよ。総務部長のほうは、職員組合からそういう申し入れを受けて作るというんだけれども、これ庁議か何かできちんと会議をして、副部長制度で来年度以降やっていこうということで、皆さん方が決めたんじゃないんですかね。だから、その時にそういう色々な職員組合のほうから要望があって、過程を受けて庁議で副部長という言葉をだれかが出したんじゃないんですかね。そういう事を聞いているんですよ。庁議も開かずに、こうやって議会に議案として上程しているんですか、そうじゃないでしょう。きちんと市長が最終的にゴーサインを出して、議会提案という形をしているんじゃないんですかね。副市長が提案したんですか、だれなんですか。市長なんですか、そこら辺をきちんと聞いているんで、笑っている場合じゃないですよ、質問に対して答弁してくださいよ。  それと、やはりこの議案については、一部改正ということで、同じ一部改正なんだけれども、内容が本当に今答弁を聞いてみてわかるんだけれども、一方は下げます、今度は少し上がりますという内容なんで、反比例する内容のものがごっちゃになっているというところもあるんで、そういうときには私は議員説明会をして、きちんと理解してもらう必要があったんじゃないかというふうに思うんですけれども、そこら辺の見解をもう一回、総務部長は結構ですので、市長ないし副市長に答弁をしていただきたいというふうに思います。 ○議長(神田省明君) 副市長。
                 (副市長 金井秀樹君登壇) ◎副市長(金井秀樹君) お答えいたします。  まず、議員説明会をなぜしなかったというと、今まで条例の一部改正については、説明はしてこなかったので、そういう考え方で議員説明会の時には話はしませんでした。  それから、だれがどこでというお話ですが、実は先ほどの議案の中で組織の見直しの議案が先ほど議決をしていただきまして、来年の4月に若干組織を変更したいということで、今、行革推進室のほうで組織の見直しとともに、8級制の導入とあわせてやっているものですから、これは庁議でも当然何度も議論をしましたし、呼び名についても担当のほうから、こういう形で職位、職階制をすっきりしたいんだということで提案があって、我々も説明を受けて、そのほうが対外的にも、あるいは中の位置づけにしてもいいでしょうと。それから、今、参事は欄外の決裁区分ですけれども、それも組織の変更をいたしまして、きちんと決裁ラインに乗せる形にするという、これを総合的に議論して今まで来まして、今回の一部改正ということになりました。  以上です。 ○議長(神田省明君) 市長。              (市長 新井利明君登壇) ◎市長(新井利明君) 8級制の議論のスタートなんですけれども、ちょっと数字は正確ではないかもしれません。平成17年か平成18年頃の職員組合執行部との意見交換、その中で8級制を導入してもらいたいという意見が出てきたと思っております。私も、今ここで議論されているように、8級制になると職員給料がどんと上がってしまうのではないかというような、そういう考えも持っておりましたけれども、そこでよく職員課を中心に8級制のどういう事が8級制の意味合いなのかとか、よく言われていた藤岡市のラスパイレスの問題を、どういうふうにしたらもう少し平準化できるのか、そういった議論をしてもらいました。ですから、例えばスタートしたのが平成17、18年、その頃からなんですけれども、毎年職員組合のほうからの議論の中で8級制というのをいただいておりましたけれども、もう少し待ってくれ、もう少し待ってくれということで、私のほうで議論を重ねてもらった経緯がございます。  今年の段階で、いよいよ8級制の議論、先ほど副部長ということで副市長が答弁しましたけれども、私も色々な形で単独参事の人たちに課題を出して議論をやってもらっている件があります。そういったもの、または部長をしっかりと補佐するという立場での参事がいいのか、副部長がいいのかという議論もあわせて、ここ数カ月やってまいりましたけれども、やはりころ合いとして、この12月にご理解いただくならば、新年度の体制の中で、それをやっていきたいというふうに思って、きょう提案させていただいております。 ○議長(神田省明君) 冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) 提案者が職員組合との色々な話し合いの中で市長だということで、市長が提案したと、それについてはわかりました。  それで、もう一回確認の意味に最後の質問なのでさせていただきますけれども、先ほど総務部長が、今いる参事がいる部についての4名を副部長ということで、議会に対して答弁をしておりますが、本当にそういう事で新年度は機構改革という、そういうところで副市長は答弁していましたけれども、そういう事でよろしいんですかね。具体的に、今どこの部に参事がいて、その部だけの機構改革でやっていくのか。例えば、健康福祉部、今、参事いるんですかね、いないんですかね、そういったところの空席になっているところは作らないというような、そういう説明の仕方なんだけれども、今、議場の中にいる教育部長、上下水道部長、企画部長、総務部長、市民環境部長健康福祉部長、経済部長、都市建設部長、そのほか鬼石病院事務長だとか、監査委員事務局長鬼石総合支所長、会計管理者、そういうところにも副も置くということでいいのかね。それとも、本当に今いる参事の部だけの副部長ということで考えていいのか、その辺どうなんですかね。今、ここでそういうふうに答えておいて、4月になって機構改革になったら、各部に全部副部長がいたような話になると、皆さんの説明は違っていますよ。そこら辺についての確認を、もう一回させていただきたいんですけれども、どうなんでしょうかね。  あとは、今、課長級で参事兼課長という方もかなりいらっしゃるんですけれども、そういう人の参事をそのまま残した中の参事でいいんですか。それとも違う名称で、部付課長だとか、それは参事で残すんですかね。単独参事だけを切って、参事兼課長という名称については、どういうふうに考えているんですか。そこら辺についての認識もお伺いしたいんですけれども、各部に副部長を全部置くのか、あとは鬼石総合支所を初め、そういうところにも副所長という人も置くのか、部長以下2番目のポストについては、全部副部長という名称は違いがあると思うんだけれども、例えば副所長だとか監査委員事務副局長だとか、そういったところまで考えているのか、その点について、もう少しはっきり議会答弁が欲しいんですけれども、答弁していただきたいというふうに思います。 ○議長(神田省明君) 市長。 ◎市長(新井利明君) 私が今考えている、この時点で考えているといいますか、新年度の色々な事業の中で、今想定しているのは、今いる企画部、都市建設部、上下水道部、教育委員会、経済部、この5つは考えております。都市建設部については、県からまたお願いしたいなというふうには今思っておりますけれども、ここは県とのやりとりでございますので、ちょっとわかりません。ただ、そういうところで新年度の中でも色々な課題について、私のほうで指示をして協議してもらいたい件が幾つかありますので、そこをとりあえず副部長を置いておきたいなというふうに思っております。  ただ、また新たにそういう場所、部に必要だということがあるならば、また皆さんにご説明する場合もあるかもしれません。しかし、今きょう現時点での私の頭の中に考えているのは、その5つの部にまた置きたいなというふうに思っております。そして、参事兼課長という名称につきましては、基本的に課長という職制の中での課長と参事兼課長、これについては、そのまま同じシステムでいきたいと思っております。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。  佐藤淳君。 ◆15番(佐藤淳君) 色々議論を聞いていて、おおむねこの議案というか、中身がだんだん皆さんの質疑でわかってきたんですけれども、一つ理解できないのは、冒頭、提案理由の説明の中で、参事のところをきちんと副部長にして、それが大きな理由なんだということで、窪田議員のほうから、その辺の権限はどうなるんですかという話になったらば、仕事の内容もそんなに変わりません、それから権限も全く同じなんだと、部長の権限は何か決裁できる金額が100万円から何百万円にするんだとか、何だとかという説明なんですよね。これ全く理解できないんだけれども、何でここを6級から7級にして、副部長にするんだという説明だったんだけれども、それと全くその人に権限をきちんと与えて、きちんとした権限を与えるということは、責任もきちんと同じ重さの責任が発生するということでしょうから、それは6級から7級になるのもやむなしと思うんですけれども、副部長のところの権限は全くいじらないで、部長の権限は拡充して、どうも提案理由の説明と全く整合性がないというふうに私は感じたんですけれども、その辺はどういうことなのか、もう一度よく説明をしていただけませんか。  それから、もう1点は、ラスパイレスがどうのこうのという議論なんですね。これ、湯井議員がよくラスパイレスのことを、この議会の中で質問していますけれども、特に副市長の話だと4級とか5級とか、この辺のラスパイレス指数が非常に藤岡市の中は低いんだと。ここを少し手直ししたいんだという意味合いの答弁をしているんですけれども、では、よその市、他市と比べて現実の問題として、藤岡市は全体のラスパイレスは幾つです、4級、5級のところのラスパイレスは幾つなんだとかと、具体的にきちん言ってくれないと理解できない。だから、その辺のことについて、1級から7級まで全部わかればいいんですけれども、きちんと職員課のほうでは、その辺のデータを持っているんでしょうから、明らかにここがこういうことで低いんだというものをきちんと示していただきたいというふうに思うので、その辺の数字をきちんとここで答弁をしていただきたいと思います。  それから、私が聞いていて、まさに最も議会軽視というか、何なんだこの説明はと思うのは、副市長の答弁の中で、いわゆる総額は上がるんだと言っているんだ2,000万円。でもある意味で人件費は上がるんだけれども、総額は下がるんだとか、わけのわからないことを言っている。岩ア議員の答弁では、勧奨退職者が出るとか、退職者が出るからというのは、私は全く別の次元の問題だと思うんですけれども、だったら、今年度11人やめます、私の時には私と同じ年代の人は30人近くやめる。それと、今回の7級制を8級制にするのとは全く別の次元でしょう、別の問題ですよね。にもかかわらず、総額は下がるんだよという説明は全くばかにした説明だと思うんですけれども、だって仮に400人いて、例えば平均40年働くとしますよ。そうすれば10人やめていって、10人入ってきて、きちんとこれが平準化することが、ある意味ではいい。その中で、総額が上がるとか、下がるとかって、この制度を導入することによって、上がるとか、下がるという議論なんじゃないんですか。本末転倒だと思うんですよね、説明が。だから、私は全く理解できなかった。  何で、この制度を導入して、それぞれのところの給料が上がるわけだ、ある意味では。退職する人は別でも、残る部長は当然、部長職なんだから8級になっていくんですかね。大勢退職したから、人件費がかからないんだよ。かからないんだから、総額が抑制できれば、9級でも、10級でも何でもして、どんどんやればいいという話なんだ。だけれども、100人減らしたからどうだって、副市長はおっしゃいますけれども、減らしても、この後出てくる委託だとか、色々な関係で、そこで職員が働かなくてもいいんじゃないんですか。そういうものを全部差し引いて、どうだっていう、これだけの効果が出たんだという議論でなかったらおかしいじゃないですか。ただ単に100人減らしたんだ、でもやらない仕事だって随分出てきているんでしょう。プールだって移管していく、あれも移管していく、これも移管していく。そういうものを、すべてプラス、マイナスをトータルして相殺をして、幾らコストの縮減ができたんだという議論をしないと、全く本末転倒なんだと思うんだけれども、副市長どうなんですか、撤回してくれませんかね。いわゆる、この制度を導入することによって、人件費の総額が抑制されるんだというのは、私は間違いだと思うんです。この制度を導入して、何で人件費が下がるんですか。今言ったように、同じ人数で試算をすれば、2,000万円増額になるんだって、総務部長ははっきりおっしゃっている。  だから、だれがやめるとか、勧奨退職者が何人いるかということと一緒にするのは全く本末転倒の議論でしょう、違いますかね。そのことについても、きちんとなぜああいう答弁をするのか、だからますますこちら側とすればこんがらがるんだ、頭が。私は全く別の次元の問題で違うと思いますけれども、どういう事なんでしょうかね。それでも、あえてこの制度を導入することによって下がるんだと言うならば、もう少しこっちが理解できるようなきちんとした明確な根拠を示していただけませんか。 ○議長(神田省明君) 暫時休憩いたします。                                   午後1時38分休憩      ───────────────────────────────────      午後1時58分再開 ○議長(神田省明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ─────────────────────────────────── ○議長(神田省明君) 副市長。              (副市長 金井秀樹君登壇) ◎副市長(金井秀樹君) すみません、時間をとらせまして。お答えをさせていただきます。  まず、決裁区分ということで、副部長という職を決裁区分でどういうことかといいますと、今まではいわゆる書式上は欄外で判こを押して見たよという考え方だったんですけれども、あくまでそれは部の中の組織に乗っていきますと。きちんとその部長を補佐する職としての職務をこなしていただくということで、副部長制という形で、それに合わせて部長8級、副部長7級、以下ご説明のような形でなっていく、そういう意味で今度の8級制の導入をさせていただきました。  それから、ラスパイレスの関係ですが、まず全体の級で申し上げるとちょっとわかりにくいので今調べてきまして、まず大卒の25年から30年の勤務者です。これが91.3、短大卒が30年から35年の勤務年数が91.5、それから高卒が30年から35年の勤務年数が94.7、これがいわゆる4級、5級の課長、課長補佐クラスになります。  それから、人件費の下がると、抑制されるということで、ちょっと私、説明が下手だったのかもしれないんですが、まず人事院勧告で今回の改定で8級制を導入することによって、全体では2,000万円上がりますと。ただ、新年度の予算については、まず人事院勧告部分で約3,000万円下がります。それから、先ほど言ったように、今まで行財政改革をやってきた中の、これもその精神でやっていきますので、全体は抑制していきたいというお話をしたんですが、先ほどちょっと間違ったということであれば、その辺は訂正させていただいて、今答弁させていただいたことのほうに、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(神田省明君) 佐藤淳君。 ◆15番(佐藤淳君) 25年から30年が91.3だとか、30年から35年ですか、その辺が94.7だとか色々あって、特にその部分の4級、5級のところがということは、それはそれで理解できる。やはり、そういう事をきちんと提案理由の説明の中で、きちんとそういう事も言ってくれないと理解ができないんです。それと、やはり何度も言うようですけれども、では、30人やめると当然60歳になった方が30人やめれば、当然それはある意味で高給を取っていた人がたくさんやめて、その分同じ人数を補充するんだということになれば、新卒が入ってくるんだから抑制になるに決まっている。だから、それとこれを一緒にしたんでは、全く議論にならないでしょう。だから、聞いているこちら側は全く混乱しちゃうんです。これは、このことを導入すると人件費は高くなるんですよ。だけれども、総額は抑制されるんですよということだから、私はそのことは全く別次元の問題だから、きちんと撤回をしてくださいと。今、そういう事で理解してもらって撤回をしていただけたんだと思います。それから副部長のところのきちんと、これだけ市民ニーズが多様化しているんですよ。したがって、特命の仕事だけじゃなくて、きちんと部長を補佐して、それなりの権限をきちんと持たせて、そして仕事をさせるんだと。  したがって、この部分を6級から7級にする必要があるから、変えさせていただきたいという説明なら理解できますけれども、参事の時と権限は変わらず、部長の権限は拡大していく。一方で、仕事も今までどおりの仕事をさせるんだ、権限も同じなんだと言うんだとすれば、全く提案理由の説明と中身が一致しないから、私はおかしいんじゃないかと言っているんです。もう一度確認します、きちんとその辺のことについても、副部長のところについては、きちんとそういった形の中で特命事項ばかりではなくて、ある意味では部長を補佐して部を統括するような、全般的にその部全体の仕事もきちんとさせるという認識でよろしいんでしょうか。 ○議長(神田省明君) 副市長。 ◎副市長(金井秀樹君) 議員のおっしゃるとおりで、職務執行規則を改正して明確にその位置づけをしていくという考え方でいます。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第93号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、議案第93号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第93号藤岡市職員の給与に関する条例等の一部改正について、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(神田省明君) 起立多数であります。よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。      ─────────────────────────────────── △第10 議案第94号 藤岡市児童デイサービスセンターふらっとの設置及び管理に関する条例の制定について ○議長(神田省明君) 日程第10、議案第94号藤岡市児童デイサービスセンターふらっとの設置及び管理に関する条例の制定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。健康福祉部長の登壇を願います。              (健康福祉部長 関沼明人君登壇) ◎健康福祉部長(関沼明人君) 議案第94号藤岡市児童デイサービスセンターふらっとの設置及び管理に関する条例の制定についてご説明申し上げます。  この条例は、藤岡市障害児学童保育所の設置及び管理に関する条例に基づき設置している藤岡市障害児学童保育所を、平成23年4月1日から障害者自立支援法に基づく児童デイサービス事業に移行することに伴い、藤岡市障害児学童保育所の設置及び管理に関する条例を廃止し、藤岡市児童デイサービスセンターふらっとの設置及び管理に関する条例を制定するものであります。  具体的な内容につきましては、特別支援学校及び特別支援学級に通う心身障害児に対し、放課後集団活動や社会適応訓練を行い、地域社会が一体となって、その主体性及び社会性を育成し、自立を促進するため、藤岡市児童デイサービスセンターふらっとを設置し、心身障害児の自立と社会参加を支援し、障害福祉サービス提供基盤の充実を図ることを目的に制定するものであります。  以上、簡単ではありますが、提案説明といたします。慎重審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(神田省明君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。ご質疑願います。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第94号については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、教務厚生常任委員会に付託いたします。      ─────────────────────────────────── △第11 議案第95号 藤岡市庚申山総合公園等の指定管理者の指定について      議案第96号 藤岡市烏川緑地等の指定管理者の指定について      議案第97号 藤岡市毛野国白石丘陵公園等の指定管理者の指定について      議案第98号 藤岡市鬼石地区公園の指定管理者の指定について ○議長(神田省明君) 日程第11、議案第95号藤岡市庚申山総合公園等の指定管理者の指定について、議案第96号藤岡市烏川緑地等の指定管理者の指定について、議案第97号藤岡市毛野国白石丘陵公園等の指定管理者の指定について、議案第98号藤岡市鬼石地区公園の指定管理者の指定について、以上4件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。都市建設部長の登壇を願います。              (都市建設部長 小池義光君登壇) ◎都市建設部長(小池義光君) 議案第95号藤岡市庚申山総合公園等の指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  本議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  10月1日から市広報ふじおか及びホームページに掲載し、指定管理者の募集を行いました。10月12日に事務説明会、現地説明会を開催し、事務説明会出席は14団体、現地説明会は13団体でありました。10月25日から26日までの間、申請の受付を行ったところ、2社の申請がありました。指定候補者の選定は、藤岡市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第4条に基づき、11月5日に藤岡市指定管理者選定委員会を実施いたしました。申請団体順にプレゼンテーションを実施後、質疑応答を行い、その後に藤岡市指定管理者選定委員において、申請された事業計画書を基に、費用対効果、管理能力等、総合的に書類審査を行いました。  指定候補者の所在地は、藤岡市本郷820番地9、名称は、グリーンクラフトマン株式会社であります。当社は、施設の設置目的を十分理解し、サービスの向上に意欲が認められ、効率的に管理運営される計画であります。また、実行性と安全性の体制も整っており、指定管理者として最適であると判断し、指定するものであります。  指定期間は、平成23年4月1日から平成26年3月31日までの3年間であります。  続きまして、議案第96号藤岡市烏川緑地等の指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  本議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  10月1日から市広報ふじおか及びホームページに掲載し、指定管理者の募集を行いました。10月12日に事務説明会、現地説明会を開催し、事務説明会出席は20団体、現地説明会は14団体でありました。10月25日から26日までの間、申請の受付を行ったところ、4団体の申請がありました。指定候補者の選定は、藤岡市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第4条に基づき、11月5日に藤岡市指定管理者選定委員会を実施いたしました。申請団体順にプレゼンテーションを実施後、質疑応答を行い、その後に藤岡市指定管理者選定委員において、申請された事業計画書を基に、費用対効果、管理能力等、総合的に書類審査を行いました。  指定候補者の所在地は、藤岡市小林285番地、名称は、烏川緑地等中野・小池グループであります。当グループは、有限会社中野農園芸と小池造園を構成員とするグループで、施設の設置目的を十分理解し、サービスの向上に意欲が認められ、効率的に管理運営される計画であります。また、実行性と安全性の体制も整っており、指定管理者として最適であると判断し、指定するものであります。  指定期間は、平成23年4月1日から平成26年3月31日までの3年間であります。  続きまして、議案第97号藤岡市毛野国白石丘陵公園等の指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  本議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  10月1日から市広報ふじおか及びホームページに掲載し、指定管理者の募集を行いました。10月12日に事務説明会、現地説明会を開催し、事務説明会出席は20団体、現地説明会は17団体でありました。10月25日から26日までの間、申請の受付を行ったところ、4団体の申請がありました。指定候補者の選定は、藤岡市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第4条に基づき、11月5日に藤岡市指定管理者選定委員会を実施いたしました。申請団体順にプレゼンテーションを実施後、質疑応答を行い、その後に藤岡市指定管理者選定委員において、申請された事業計画書を基に、費用対効果、管理能力等、総合的に書類審査を行いました。  指定候補者の所在地は、藤岡市高山1243番地、名称は、さかもと・みどり毛野国白石丘陵公園等共同企業体であります。当グループは、さかもと園芸株式会社と有限会社みどり産業を構成員とするグループで、施設の設置目的を十分理解し、サービスの向上に意欲が認められ、効率的に管理運営される計画であります。また、実行性と安全性の体制も整っており、指定管理者として最適であると判断し、指定するものであります。  指定期間は、平成23年4月1日から平成26年3月31日までの3年間であります。  続きまして、議案第98号藤岡市鬼石地区公園の指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  本議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  10月1日から市広報ふじおか及びホームページに掲載し、指定管理者の募集を行いました。10月12日に事務説明会、現地説明会を開催し、事務説明会出席は20団体、現地説明会は13団体でありました。10月25日から26日までの間、申請の受付を行ったところ、2社の申請がありました。指定候補者の選定は、藤岡市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第4条に基づき、11月5日に藤岡市指定管理者選定委員会を実施いたしました。申請団体順にプレゼンテーションを実施後、質疑応答を行い、その後に藤岡市指定管理者選定委員において、申請された事業計画書を基に、費用対効果、管理能力等、総合的に書類審査を行いました。  指定候補者の所在地は、藤岡市譲原1383番地1、名称は、新田造園土木株式会社であります。当社は、施設の設置目的を十分理解し、サービスの向上に意欲が認められ、効率的に管理運営される計画であります。また、実行性と安全性の体制も整っており、指定管理者として最適であると判断し、指定するものであります。  指定期間は、平成23年4月1日から平成26年3月31日までの3年間であります。  以上、簡単でございますが、提案説明とさせていただきます。慎重審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(神田省明君) 提案理由の説明が終わりました。
     議案第95号藤岡市庚申山総合公園等の指定管理者の指定について、これより質疑に入ります。ご質疑願います。  茂木光雄君。 ◆12番(茂木光雄君) 議案第95号から第99号までの中で、一連でちょっと質問させてもらいますけれども、このいわゆる指定管理をする際に、実務的に神流川グラウンド、サッカー場と野球場、第95号だけですか。市民球場と陸上競技場は、そうしましたらば、この庚申山総合公園の指定管理の中に含まれていますかどうなのかお尋ねします。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。              (都市建設部長 小池義光君登壇) ◎都市建設部長(小池義光君) 庚申山総合公園の管理区域、また藤岡総合運動公園の指定管理者の管理区域として、市民球場は含まれております。 ○議長(神田省明君) 茂木光雄君。 ◆12番(茂木光雄君) そうすると、現在の公共施設管理事務所の役割というのは、これによって何が残ってくるんでしょうか。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(小池義光君) 基本的に、庚申山総合公園と藤岡総合運動公園の施設の管理区分の中の、今、市の職員が置かれているものにつきましては、今までどおりの施設の貸し付け、あれについては変わっておりません。 ○議長(神田省明君) 茂木光雄君。 ◆12番(茂木光雄君) そうすると、この公共施設管理事務所の組織自体というのは、人数の変更とか、そういう事は全然考えていないわけですか。今までどおりの人員で今までどおりの仕事をしていくというか、本来、指定管理者の指定という形になると、当然のことながら、公共施設管理事務所自体の組織というものの見直しが私はあるかなと思ったのですが、それは今回全然該当してこないということでしょうか。 ○議長(神田省明君) 企画部長。              (企画部長 長野良一君登壇) ◎企画部長(長野良一君) きょう、部の設置条例を出しました。先ほど可決していただきまして、大変ありがとうございました。その中で、今度は課とか係をどうしようかという作業を今やっておりまして、指定管理者に公園を出しますと、残るのが、先ほど申し上げました貸し出し業務と、指定管理者で手に負えないようなトラブルの処理が、まず発生すると思います。それから、数十個はある小さな公園の管理がまだ残っておりますので、課と係の数は1年間はそのままにして、職員の数は4月時点で減らしたいと思っております。それで、1年たった時点で、さらに組織は今のところ縮めるつもりでございます。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。  冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) 議案第95号について質疑をさせていただきます。  議員説明会によって、色々な区分については承知しておりますので結構ですけれども、今回、事務の会議に14団体、現地に13団体と、最終的に申し込み期間を設定した中で2社が申し込みをされて、そのうちの1社がグリーンクラフトマン株式会社、これが指定管理選定委員会で指定管理の指定ということで、今回の議案ということにつながっているというふうに思いますけれども、先ほど聞いていますと、この第95号についてはプレゼンテーションについては、何もおっしゃってくれなかったんですけれども、これは第95号も当然プレゼンテーションをやった中で決めていったんですか。  それと、グリーンクラフトマン株式会社ともう1社、ちなみに、どのような会社が藤岡市庚申山総合公園等の指定管理に応募してきたのか、お伺いいたします。  それと、当然、事業計画等を出してもらった中で、これを指定管理するということであれば、当然、指定管理料なんかもきちんと明記して、当局のほうで選定委員会のほうで審査をしたというふうに思いますけれども、これ一番広範にわたる指定管理の指定ということでございますので、ちなみに、幾らぐらいの提案があったのか、それぞれ2社について、お伺いいたします。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。              (都市建設部長 小池義光君登壇) ◎都市建設部長(小池義光君) プレゼンテーションの関係ですが、これは先ほど私が指定の説明の中で、プレゼンテーションは実施いたしました。  それと、2社ですけれども、これにつきましては、グリーンクラフトマン株式会社、もう一つが東朋産業株式会社です。指定管理料なんですけれども、グリーンクラフトマン株式会社が上げてきました指定管理料につきましては8,050万円です。東朋産業株式会社でありますが、9,891万円でございます。  以上です。 ○議長(神田省明君) 冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) これ、指定の期間が平成23年4月1日から平成26年3月31日まで、平成23年度、平成24年度、平成25年度と、この3年間ということなんですけれども、ちょっと聞き漏らしてしまったんだけれども、この提案額というか指定管理料というのは、年間という理解でよろしいんですかね。1年間8,050万円の指定管理料の提案があったということでよろしいんですね。それで3年ということになれば2億4,150万円という提案でよろしいんですよね。  それと、このグリーンクラフトマン株式会社、これ今現在、藤岡市が烏川緑地の指定をしている会社だというふうには理解しているんですけれども、それでよろしいのか。  それと、その時にこの議場で議決をしたというふうに思うんですけれども、その当時の議決した方と代表取締役が変わっているというふうな私は理解でいるんですけれども、恐らくグリーンクラフトマン株式会社、山口何とかさんという方が当時は代表取締役で議決をしたというふうに思うんですけれども、今回、応募については中村さんですか、その方の名前になっているんですけれども、これ会社の組織か何かが変わって代表取締役が変わっているのか。同じ会社で今現在指定管理をしている。今回、新たに指定管理をしようとしている会社の代表取締役、社長という方が変わっているんですけれども、これについて当然書類選考等で今現在指定管理を任される会社の代表と、今回の代表の名前が違うわけなんで、この辺について、もう少し詳しく教えていただきたいというふうに思います。  それと、プレゼンテーション、これ業者提案をされたということなんですけれども、それについてはどの位の時間でプレゼンテーションをしたんですかね。恐らく、これだけの規模の公園を、こういうふうにしたい、ああいうふうにしたいと、提案型のプレゼンテーションなんでしょうから、かなり長時間にわたって1時間ないし1社2時間位やったのかなというふうに想像するんですけれども、どの位のプレゼンテーションを行ったのかお伺いいたします。答弁をお願いします。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(小池義光君) 最初に、グリーンクラフトマン株式会社が上げてきました平成23年度の指定管理料については8,050万円です、私が先ほど答弁したとおり8,050万円です。これは、1年間の指定管理料でございます。  それと、その後、指定期間が平成23年4月1日より平成26年3月31日ということで、一応3年間ということになっております。その中で、指定管理料につきましては、変更というか、当初このプレゼンテーションの中で申請する中で、同じ金額を3年間ということではなくて、その年度ごとにそれぞれがこれ位の指定管理料でできるというような収支計算書を上げてもらっております。その中で、金額については多少変更がある可能性もあります。  それと、グリーンクラフトマン株式会社ですけれども、これは今実施している烏川緑地を指定管理している会社でございます。代表者につきましては、今回、申請を上げてきましたグリーンクラフトマン株式会社の代表者は、代表取締役の中村米男さんでございます。前回というか、烏川緑地の指定の時の代表者とはちょっと違っております。  それと、プレゼンテーションに使った時間なんですけれども、これはおおむねその会社によって幾らか違うんですけれども、今回約10分位の質疑応答で処理しております。  以上でございます。 ○議長(神田省明君) 暫時休憩いたします。                                   午後2時33分休憩      ───────────────────────────────────      午後2時35分再開 ○議長(神田省明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ─────────────────────────────────── ○議長(神田省明君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(小池義光君) 山口五郎さんにつきましては、平成22年4月1日に辞任しておりまして、新たに平成22年4月に中村米男が就任しております。  以上です。 ○議長(神田省明君) 冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) 今、議案第95号からということなんですけれども、先ほど、市民球場等もこの管理に含まれているということでありますけれども、例えば庚申山、シルバー人材センター経由でお願いしている職員の皆さん、あとは、直接市のほうで委託をされている委託の職員の皆様、そういうところの方の処遇を大変心配している1人でございます。当然、議会にきちんと提案してきたからには、そういった方にも逐一報告なり説明会をして、今の段階で私はすべてそういう方については理解をいただいているというふうに思っておりますけれども、そこら辺の説明を、議員説明会後、今回の議案上程に至る間に、どのようにされてきたのか、まずお伺いいたします。  それと、これ当初は藤岡市を4つか5つに分けて、小規模な公園まで含めて公共施設管理事務所のほうで指定管理を考えていたという経緯があります。それを1年間先延ばしにして、平成23年度から指定管理をしていこうということでなっておりますけれども、その間かなりの1年半位時間がありますので、当然シルバー人材センターとの関係、直接雇用の関係、正規の職員の方は皆さんのほうで考えてもらえばいいんですけれども、そういったところの方は当然これを指定管理していくということになれば、今度はその指定管理したほうの会社と雇用契約を結んで、そこで働く人は働くでしょうし、働けない人はいなくなるというのも想像がされております。これの説明を市のほうはどういうふうにされたのか。当然、これ公園施設管理事務所のほうで今までやってきた措置だというふうに思いますので、そこら辺のこともちなみにお伺いしておきたいんですけれども、わかる範囲で結構なので、かなりの藤岡市職員以外の方の人員削減、人員整理という意味合いもありますので、教えていただきたいというふうに思います。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(小池義光君) 最初に、シルバー人材センターの雇用の関係なんですけれども、現在、シルバー人材センターで受け付けている業務、約13本で3,000万円位でございます。それで、今後、議員がおっしゃいますように、指定管理を導入後のシルバー人材センターの職員というか、人たちの取り扱いなんですけれども、これにつきましては、選定委員会を11月5日に行ったわけです。その中で、各申請された団体の方について、今まで藤岡市がシルバー人材センターをそれぞれ直接委託して使っていたわけです。そういう中で、今後につきましても、継続してシルバー人材センターの人たちを使うようには要望はいたしました。そういう中で、当然プレゼンテーションを行っているわけですから、その中で申請した業者につきましても、シルバー人材センターにつきましては、今後、使っていきたいという意見をもらっております。  それと、もう一つ、小公園の関係なんですけれども、指定管理後の小公園は約43カ所、これは議員説明会の中で当然、話したと思うんですけれども、これについては規模が小さいという中で、指定管理者を導入しても余り成果が見込まれないということで、これにつきましては、アンケート調査、それぞれ小さい公園を委託している各自治会とかあるんですけれども、そういう中でアンケート調査を平成21年12月に実施しております。それで、そのうちの11団体、また委託している4団体のほうから、これにつきましては継続をお願いしたいという希望が出ておりますので、小公園につきましては、今後直営で運営管理していきたいと思います。  以上です。 ○議長(神田省明君) 暫時休憩いたします。                                   午後2時41分休憩      ───────────────────────────────────      午後2時42分再開 ○議長(神田省明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ─────────────────────────────────── ○議長(神田省明君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(小池義光君) 今回の職員の配置の計画につきましては、先ほど企画部長が答弁した内容のもとで、職員については1人減、また嘱託職員につきましても、市民球場にいる嘱託職員1名減、それと臨時職員、公園作業員を1名減、また市民球場にいる臨時職員1名減、合計で4名を減というふうに計画しております。そういう中で、今後このような減らした職員の早く言えば就職先ですよね。今後、どうするかということなんですけれども、これはあくまでも例えば市民球場で、その仕事に精通している職員が当然いるわけですけれども、その人たちにつきましても、今後グリーンクラフトマン株式会社が指定管理をするわけですけれども、その中で継続して臨時職員、嘱託職員を使ってもらえるような形で話していきたいと思います。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第95号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、議案第95号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第95号藤岡市庚申山総合公園等の指定管理者の指定について、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(神田省明君) 起立全員であります。よって、議案第95号は原案のとおり可決されました。  議案第96号藤岡市烏川緑地等の指定管理者の指定について、これより質疑に入ります。ご質疑願います。  冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) 議案第95号について、引き続き第96号の質疑をさせていただきますけれども、藤岡市烏川緑地等の指定管理者の指定について、これ現地説明会、事務説明会、最終的には4団体、4社ではなくて4団体というような提案理由がありましたけれども、どのようなところが応募して、先ほどの議案同様、どの位の指定管理の年間の指定料を提示してきたのか、お伺いいたします。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。              (都市建設部長 小池義光君登壇) ◎都市建設部長(小池義光君) 烏川緑地等の申請者でございますが、烏川緑地等中野・小池グループが指定管理料1,800万円を提示しております。次点といたしまして、さかもと・みどり烏川緑地等共同企業体でございます。それが1,700万円の提示をしております。それと、東朋産業株式会社でございますが、2,038万6,000円を提示しております。それと、有限会社オガシワ建設でございますが、1,182万4,000円でございます。 ○議長(神田省明君) 冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) 今、4団体については承知いたしました。それで、指定管理料の提案があったということなんですけれども、烏川緑地等中野・小池グループが1,800万円、さかもと・みどり烏川緑地等共同企業体が1,700万円、東朋産業株式会社が2,038万6,000円、有限会社オガシワ建設が1,180万円、これ先ほど3年間指定はするけれども、これについては年間の指定管理料というふうに、先ほどの議案同様理解させていただきますけれども、これ指定管理料が安いところもあるし、高いところもあると。結果的には、この1,800万円の提示をした烏川緑地等中野・小池グループが指定管理の指定を選定委員会、そこでやったということなんですけれども、一般的に考えて、安くていい管理をしてくれるところが一番いいというふうに、私、素人は思うんですけれども、プレゼンテーションや事業計画等のそういったような評価から、1,800万円の烏川緑地等中野・小池グループがとったということなんでしょうけれども、これ順位づけを今部長のほうが次点とかなんとかという話ししていましたけれども、1、2、3、4というので順位をつけて行われたのか。それについての評価の点数だとか、そういった内容は、どのような基準、規定でやったのか。合計点があるんだったら、指定管理をするところは何点でしたと、一番最後の業者は何点でしたと、それぞれ公平、公正にやっているわけだから出るというふうに私は思うんですけれども、どのようなところでプレゼンテーションを行って、事業計画を策定させて、審査をしたというふうに思うんですけれども、何が判断基準で行われたのか、その点について教えていただけませんかね。よろしくお願いします。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(小池義光君) 先ほど、私が申し上げましたとおり、4社の公募がありまして、上から1、2、3、4番と言ったわけですが、金額が安ければ、入札なら一番低い金額に当然落ちます、落札はするんです。しかし、今回この内容につきましては、指定管理者制度を導入するわけですから、安い金額で本当にその会社が、今後、指定管理後に管理能力があるかということが、一番重要な点だと思います。そういう中で、審査する基準、当然、指定管理をやっていく中で問題がないかということなんですけれども、これにつきましては、まず管理経費と、その施設を実際に管理していくだけの能力というか、それを持っているかどうか。また、今後、管理を安定して行っていける物的能力や人的能力を有しているかということを総合的に判断して、それぞれの選定委員が点数を入れまして、それで合計点、これは合計点は200点ですが、その中で点数をつけて、上から順次、1、2、3、4番を決定しております。  それで、総合点なんですけれども、これはそれぞれ選定者が200点の持ち点で点数をつけるわけですが、まず東朋産業株式会社は合計で585点、烏川緑地等中野・小池グループが809点、さかもと・みどり烏川緑地等共同企業体が760点、有限会社オガシワ建設が453点であります。 ○議長(神田省明君) 冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) もう少し具体的に聞きますけれども、それぞれが200点満点を持っていて、今、点数を言っていただいて、809点が指定管理をされる業者、453点が一番安い金額を入れた業者ということなんだけれども、何点満点で809点だったのか、それをちょっと言っていただきたかったんですけれども、改めて1人200点満点で何人いて、何人いれば何点が最高点なんていうのが出てくるんで、それぞれ今、部長がるる答弁いたしましたよね、それぞれの項目。何項目位、この点数を評価する項目があったのか、その点についてもお伺いいたしますし、今、人的管理、施設の管理等を言っていただいたんで、何項目で1人200点あったのか、その点についても答弁をいただきたいというふうに思います。安かろう悪かろうじゃまずいんで、このような点数制度をつけたという皆さん方の理屈は少しはわかりますけれども、もう一回聞きます。きちんと議員説明会で言っていただいたように、それぞれの点数は結構ですけれども、どういう方がこの選定委員会に加わって、何点満点でそれぞれ点数をつけたのか、お伺いいたします。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(小池義光君) 選定委員につきましては5名でございます。企画部長、総務部長、副市長、都市建設部長、教育部長の以上の5名で、1人持ち点200点満点で換算しております。そして、先ほど585点、これについては選定委員5名の合計をした点数が585点、それで平均して117点ということになります。  それで、項目なんですけれども、これについては14項目ございます。例えば、14項目の中に管理の運営方法、運営方針について、提案のコンセプトについてとか、この利用促進、またサービスの向上についてとか、色々このような項目が14項目ありまして、それぞれの項目ごとに点数をつけていただきました。  以上でございます。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第96号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、議案第96号については、委員会付託を省略することに決しました。
     これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第96号藤岡市烏川緑地等の指定管理者の指定について、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(神田省明君) 起立全員であります。よって、議案第96号は原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。                                   午後2時58分休憩      ───────────────────────────────────      午後3時14分再開 ○議長(神田省明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ─────────────────────────────────── △会議時間の延長 ○議長(神田省明君) 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。      ─────────────────────────────────── ○議長(神田省明君) 議案第97号藤岡市毛野国白石丘陵公園等の指定管理者の指定について、これより質疑に入ります。ご質疑願います。  冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) 議案第97号について質疑をさせていただきます。  この藤岡市毛野国白石丘陵公園等の指定管理者についても、4団体が申し込みがあったということでございます。そのまま前の提案理由の説明の中で、20団体ということで説明もございました。この20団体が聞きに来たり、現地説明会に行ったりして、最終的に4団体というところの少ない数で申し込みがあったということなんですけれども、20団体、ここに申し込まない16団体、これ最初から市が定めるところの参加要件だとか、そういったところに適していたのか、適していなかったのか、その辺についての説明を願いたい。  それと、同じような指定管理者選定委員会で、5名の方が200点満点を持ち点として、1,000点で判断したというふうに理解するんですけれども、この4団体の申し込みの団体、それと指定管理料の提示額、それと採点した最終的な合計点、これについてまずお答えをいただきたいというふうに思います。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。              (都市建設部長 小池義光君登壇) ◎都市建設部長(小池義光君) 事務説明会に出席された業者については20団体であります。その中で、この説明会につきましては、それぞれの会社の指定に合っているかどうかということについては、その中では細かに触れておりません。  それと、申請の4団体についての点数と指定管理料でありますが、さかもと・みどり毛野国白石丘陵公園等共同企業体、これにつきましては817点でございます。それと、有限会社オガシワ建設が498点。藤岡市シルバー人材センター543点、新田造園土木株式会社は712点でございます。さかもと・みどり毛野国白石丘陵公園等共同企業体の指定管理料なんですが、申請を上げてきました指定管理料でございますが、1,150万円でございます。それと、新田造園土木株式会社が次点になっておりますが、これにつきましては1,198万円でございます。それと、藤岡市シルバー人材センター1,101万1,000円でございます。有限会社オガシワ建設が1,078万9,000円でございます。  以上でございます。 ○議長(神田省明君) 冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) 先ほど、議案第96号の中でもお伺いしたんですけれども、どのような項目があるというお話をさせてもらったところ、14項目があるという話を伺いました。それで、1人が200点持っているうちの14項目で、それぞれがどんな項目が、2、3しか言ってもらえなかったので、当然、烏川緑地と同じような採点方式でやったんでしょう、やりましたよね。14項目がどのようなものがあって、それぞれが何点の配分の14項目なのか、きちんと説明してください。よろしくお願いします。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(小池義光君) まず、指定管理運営方針について、また提案のコンセプトについて、施設の現状に対する考え方及び将来展望について、設置目的の理解について、平等利用の確保については、5項目で20点です。  それと、今のは事業計画1ということで、次に事業計画2ということで、利用促進について、それとサービスの向上について、施設の効率的な管理運営と経費節減の取り組み内容について、年間の自主事業について、この4項目があります。それぞれ各20点でございます。  それと、事業計画3といたしまして、経営基盤について、実施体制について、業務実績について、それぞれ3項目ありまして、それぞれ20点ずつでございます。  事業計画4といたしまして、災害その他緊急時の危機管理体制について、個人情報の保護対策について、この2つを合わせて20点、合計で最初の事業計画1から事業計画2、事業計画3、事業計画4、合計しまして200点でございます。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第97号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、議案第97号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第97号藤岡市毛野国白石丘陵公園等の指定管理者の指定について、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(神田省明君) 起立全員であります。よって、議案第97号は原案のとおり可決されました。  議案第98号藤岡市鬼石地区公園の指定管理者の指定について、これより質疑に入ります。ご質疑願います。  冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) 議案第98号藤岡市鬼石地区公園の指定管理者の指定について、同様の質問をさせていただきます。  今回、新田造園土木株式会社が3年間の指定管理ということで、議案が出てきました。先ほどの提案理由の説明の中で、2社から申し込みがあったということでございますので、新田造園土木株式会社のほかに、どのような会社が申し込んで、同じく評価点、1,000点満点中、それぞれが何点、また指定管理料の提示は幾らだったのか、お伺いをいたします。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。              (都市建設部長 小池義光君登壇) ◎都市建設部長(小池義光君) 鬼石地区公園の指定管理者の公募ですが、2社ありました。1社が新田造園土木株式会社、もう一つが有限会社平成ビルメンテナンスでございます。  点数でございますが、新田造園土木株式会社が774点でございます。有限会社平成ビルメンテナンスが478点でございます。  指定管理料の提示でございますが、新田造園土木株式会社が1,716万円を提示しております。有限会社平成ビルメンテナンスが2,439万4,000円を提示してございます。  以上でございます。 ○議長(神田省明君) 冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) 1,000点満点の774点、鬼石地区公園の指定管理、毛野国、烏川、庚申山総合公園、皆さんが1,000点満点というような、そういう点数表を作成したけれども、残念ながら1,000点満点の業者もないし、900点台に乗っている会社もないし、まだまだ、きちんと責任を持って指定管理をされるのであれば、そういう会社に対しての対応、基本的には市民の方、訪れる方、この方たちがきちんと利用しやすい環境や設備、そういったものを重点的にやってもらうのが私が一番だというふうに思いますし、特に安全性については特段な配慮をしていただきたいというふうに思います。  そこで、この指定管理料、業者からそれぞれが委託、この金額で指定管理をしていきたいという提案があったことを受けて、今後、藤岡市が指定管理を定めることによっては、どのようなものがこれから考えられるのか、若干な誤差が出てくるというような、そういう答弁を都市建設部長のほうがされていましたけれども、そんなに大幅に減額されたり、そんなに大幅に増額されるということはないというふうに私は考えるんですけれども、そこら辺のこれから指定管理をしていくについての業者間のやりとり等々については、どのような手続が今後必要だというふうに思われるのか、お伺いいたします。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(小池義光君) まず最初に、先ほど議員が質問された中で、市民が利用しやすいような施設の管理を、今後、維持管理を市のほうで指定管理者のほうに指導していくのは当然でございますが、それに伴って指定管理料が変更される場合も出てくると思います。というのは、例えばその管理施設が大きく、要するに増加されたり、それともう一つは、例えば芝生とか、グラウンドの中の土の入れ替えが、これはどうしても必要だということで、今後この辺についても3年間に1回位は全部の入れ替えが必要だとか、色々その辺の中身も出てくると思います。そういう中で、我々が指定管理者に指導というか、管理していかなくてはならないのは、利用者の立場に立った指定管理をさせるような形の中で、今後やっていきたいと思います。 ○議長(神田省明君) 冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) これからは指定管理ということで、藤岡市も一部の直営の公園を抜かして指定管理で指定していくわけなんですけれども、一つの考え方として、なかなか公園、皆さんが色々集う場所でございます。そういった中で、一部、藤岡市の施設でいうと、群馬ダイアモンドペガサス等々の、そういったような野球関係者が自主、自分の家で作ったようなそういうグッズを販売したりしているんですけれども、一つの考え方として藤岡市は、これを指定管理に移行するにつれて、今までは公園内の物品の販売等々については、色々なところで催しがあっても、外部の人が営利を目的とする、そういった商店については出店を規制してきたという経緯がございます。  今後、民間に指定するに当たって、そこら辺の考え方について、藤岡総合運動公園内、あるいは鬼石地区公園内、毛野国白石丘陵公園内、そういったところではきちんと店舗を構えなければ、そういう営業はできないのか。それとも、こういうことをきっかけに、きちんと条例改正も含めて、指定管理者の制度に任せるべきところは任せて、柔軟性を持たせて運営していくのか、そこら辺についての考え方は、ほかの前橋市等々の公園と、かなり藤岡市は差があるというふうに感じていますので、そこら辺のところについては、これからどのような協議になっていくんでしょうかね。今までどおり、条例や規則できっちり固めた中で、こういうふうにしなければいけない、ああいうふうにしなければならない、いちいち行政が監視、指導してやっていくのか、それとも指定された業者に対して、柔軟性を持たせた中で、逐次打ち合わせをしたり、会議をしたりした中で、そういったものを考えていくのか。基本的な方針で結構ですので、藤岡市の指定管理者制度の方向性、これについての考え方を聞かせていただいて、質問を終わります。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(小池義光君) 例えば、鬼石地区の指定管理者、今2社公募があったわけですが、その中で年間の自主事業ということで、各会社が上げてきております。要するに、自主事業は今後の来年4月1日の指定管理を導入するに当たって、自主事業はできますよということで、自主事業やってくださいということで、今回の申請書の中に、各会社がこういうことをやりたいということで提案はされています。これは、鬼石地区公園だけではなくて、烏川緑地も毛野国も庚申山総合公園のところもそうなんですけれども、例えば先ほど議員が言われたように、グッズの販売をしたいとか、例えば、あとは植木をやりたいとか、その辺のこともありますので、自主事業については、それぞれ市のほうに申請してもらって、それで許可がおりた段階でやってもらうということで、自主事業については提案をしていただいております。  以上でございます。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第98号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、議案第98号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第98号藤岡市鬼石地区公園の指定管理者の指定について、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(神田省明君) 起立全員であります。よって、議案第98号は原案のとおり可決されました。      ─────────────────────────────────── △第12 議案第99号 藤岡市譲原農産物処理加工施設天神茶屋の指定管理者の指定について ○議長(神田省明君) 日程第12、議案第99号藤岡市譲原農産物処理加工施設天神茶屋の指定管理者の指定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。鬼石総合支所長の登壇を願います。              (鬼石総合支所長 田口宣雄君登壇) ◎鬼石総合支所長(田口宣雄君) 議案第99号藤岡市譲原農産物処理加工施設天神茶屋の指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  本議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  天神茶屋については、現在の指定管理者であります天神水車管理組合を指定管理者の候補者に選定いたしました。選定理由といたしましては、天神茶屋の設置目的、天神水車管理組合の設立経緯、指定管理者の指定の効果等を踏まえ、政策的見地やこれまでの管理実績等を総合的に勘案いたしまして、今後においても利用者へのサービスや経費削減等の事業効果が期待できると認められるものでありますので、藤岡市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条第3号の規定、市長等が当該施設の適正な管理を確保するため特に必要と認めるときに該当するものとして、公募によらず選定したものであります。  指定管理者の候補者の所在地は、藤岡市譲原1039番地2、組合長、横田今造。 指定期間は平成23年4月1日から平成26年3月31日までの3年間であります。  以上、簡単ではありますが、提案説明といたします。慎重審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(神田省明君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。ご質疑願います。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第99号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり)
    ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、議案第99号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第99号藤岡市譲原農産物処理加工施設天神茶屋の指定管理者の指定について、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(神田省明君) 起立全員であります。よって、議案第99号は原案のとおり可決されました。      ─────────────────────────────────── △第13 議案第100号 藤岡市過疎地域自立促進計画の策定について ○議長(神田省明君) 日程第13、議案第100号藤岡市過疎地域自立促進計画の策定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。企画部長の登壇を願います。              (企画部長 長野良一君登壇) ◎企画部長(長野良一君) 議案第100号藤岡市過疎地域自立促進計画の策定についてご説明申し上げます。  本件は、過疎地域自立促進特別措置法第6条第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  藤岡市では、平成18年1月1日の合併に伴いまして、旧鬼石町区域が本市の一部過疎地域になったことから、平成18年3月に議会の議決をいただき、平成17年度から平成21年度までの5年間の過疎地域自立促進計画を策定いたしました。過疎地域自立促進特別措置法は、平成12年に制定されました10年間の時限立法でありましたが、このたび、過疎地域の置かれた厳しい現状を踏まえ、失効期限の6年延長を初めとする法改正がなされましたので、本市におきましても、引き続き旧鬼石町区域の地域振興事業を過疎対策事業として推進するため、新たな過疎計画を策定しようとするものであります。  内容といたしましては、最初にこの計画の策定の趣旨を1ページに示してあります。  2ページから11ページは、1基本的な事項として、市の概況、人口及び産業の推移と動向、行財政の状況、自立促進の基本方針、計画期間について示してあります。この中で、計画の期間につきましては、平成22年4月1日から平成28年3月31日までの6年間であります。  次に、2産業の振興ということで、農業、林業、工業、商業の振興に加えて、観光産業の振興について、12ページから15ページに示してあります。  16ページから19ページが、3交通・通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進であります。  以下、20ページから22ページが4生活環境の整備であり、23、24ページが5高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進、25ページが6医療の確保、26ページから28ページは7教育の振興で、29ページ、8地域文化の振興、30ページが9集落の整備、31ページが、10その他地域の自立促進に関し必要な事項であります。  最後に、今回の法改正によりまして、ソフト事業についても過疎対策事業債の発行が認められるようになりましたので、32ページに各項目の中からソフト事業を特別対策事業分として抜き書きして再掲しております。  以上、簡単でありますが、提案説明といたします。慎重審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(神田省明君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。ご質疑願います。  岩ア和則君。 ◆8番(岩ア和則君) 議案第100号藤岡市過疎地域自立促進計画の策定について、この議題につきまして、何点か質問させていただきます。  今、説明いただきまして、32ページですか、この議案第100号の全体としては67ページ、この議案の中の32ページ、平成22年度から平成27年度、過疎地域自立促進特別事業分として項目が上げられております。この中で、先ほど過疎債の発行、藤岡市の群馬県内における限度額、1年間、大体どの位可能なのか、それを1点お伺いします。 ○議長(神田省明君) 企画部長。              (企画部長 長野良一君登壇) ◎企画部長(長野良一君) 過疎債につきましては、国のほうで全体の額を決めます。その前に、前年度に来年はどういう仕事をしたいんですかという要望に基づきまして、色々査定して全体金額を決めることだと思います。そして、それから各県の要望にそれを割り振ります。ですから、藤岡市は幾らということはないわけでございまして、例えば大きな病院事業なんかをやっているときはたくさんいただいております。ただ、あとは藤岡市が幾らぐらい過疎をやるかということが、まず基本だと思います。  それから、今年からソフト事業というものが新たに認められるようになりました。それについては限度額がございまして、藤岡市の場合は3,500万円でございます。今年度も3,500万円を充てる予定でございます。 ○議長(神田省明君) 岩ア和則君。 ◆8番(岩ア和則君) 過疎債、返済の額が30%ですか、そういう有利な起債できるものだと思っております。そういう中で、ただいまソフト事業につきまして、3,500万円まで起債できると、そういう答弁をいただいたんですけれども、前のページで64ページ、この中に市長も言っておられたんですが、名勝及び天然記念物三波石峡保存管理計画策定並びに名勝及び天然記念物三波川(サクラ)保存管理計画策定と、ここに2つ上げてあるんですけれども、どのような形でこれは管理計画をしていくのか、作っていくのか、概要がありましたら、市のお考えを伺っておきたいと思います。 ○議長(神田省明君) 教育部長。              (教育部長 茂木健次君登壇) ◎教育部長(茂木健次君) お答えいたします。  まず、1点目の名勝及び天然記念物三波石峡保存管理計画、これにつきましては、現在、2回ほど会議を開いて、気象とか、その辺の地質、そういった部分を今検討しているという段階でございます。  それから、下の名勝及び天然記念物三波川(サクラ)保存計画のほうなんですけれども、これについては、まだ委員会が組織してないという段階で、これから年度内に組織しまして、今2回程度開く計画を立てております。  以上です。 ○議長(神田省明君) 岩ア和則君。 ◆8番(岩ア和則君) 数少ない旧鬼石町からの名勝及び天然記念物の三波石峡と、もう一つは名勝及び天然記念物三波川(サクラ)、この2つ、全国でも2つ持っている市は数少ないと思うんです。そういう中で、三波石峡、こちらについて観光と例えばリンクしていく上でも、重要な将来観光施設、自然になっていくと思うんですけれども、まだまだ開発が本当にされていないと。そこへ行く道路にしても、まだ完全に整備されていないと。そういう中でこういう計画を作っていただいて、期待しているところであります。  もう一つ、三波川(サクラ)、これはもう15年位前から7,000本という桜をメーンに冬桜ですか、それを観光のメーンにして、全国に売り出したわけなんですけれども、実際7,000本、だれが数えたかも知らないんですけれども、15年前に7,000本です。15年前から鬼石町の青年会議所という団体、そこで毎年200本、住民の皆さんに配布してきたわけです。それと、市で補植もしてきたわけなんですけれども、それから15年たったとなりますと、1万本位にはなったかなという、数えていけばそうなるわけなんですけれども、この辺につきまして、一度このソフト事業というか、それで市としまして、冬桜、その本数なり、もう一つは市の藤ですか、そういうものに対して、観光の資源として一度、何本果たして本当にあるのか、数えてみるようなこともしてみたらどうかと思うんですけれども、市の考えをこの点お伺いします。  それと、名勝及び天然記念物のエリア、三波川内の桜山のエリアにつきましては、市で持っている冬桜の本数、これにつきましては数えてあると思いますので、その辺は今現在何本あるのか、お答え願います。 ○議長(神田省明君) 教育部長。 ◎教育部長(茂木健次君) お答えします。  三波石峡の関係でございますけれども、今現在行っているのは、先ほど気象とか、そういった石とか地質、そういったものを教育委員会のほうで扱っておりますが、保護という観点から、今こういった計画を立てるということでございます。  それから、桜山の関係でございますけれども、確かに議員おっしゃるとおり、平成12年だったか、7,000本という数は勘定してあると思いますけれども、いや地の関係で枯れたり、倒れたりということで、現在何本あるかちょっとわかりませんけれども、文化財保護課のほうでも国指定の部分、上の頂上ですか、そういった部分を今回地番変更とか、杭ですか、そういったものを変えまして、名勝及び天然記念物の範囲というものを指定しまして、そこの保護に当たるという計画でございます。  それから、最後のほうのご質問で、三波石峡のエリアの中に桜が何本あるかという部分なんですけれども、これについては把握しておりません。  以上です。 ○議長(神田省明君) 暫時休憩いたします。                                   午後3時55分休憩      ───────────────────────────────────      午後3時56分再開 ○議長(神田省明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ─────────────────────────────────── ○議長(神田省明君) 教育部長。 ◎教育部長(茂木健次君) お答えします。  桜山の中の一応全体が、札を振って数を勘定したときの札が多分残っているんですけれども、文化財の部分というんですか、国の名勝の部分、その部分については、申し訳ないんですけれども、数を勘定しておりません。  以上です。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。  茂木光雄君。 ◆12番(茂木光雄君) 過疎対策の自立支援ということで、平成12年から実施してきた36ページに主な成果というふうな形がありますけれども、色々な成果が上がっているというふうなことですが、実際には平成12年から平成21年まで、人口は1年当たり約100人減って1,000人マイナスということですね。過去に実施してきた、こういった対策ですけれども、その反省というか、そういった中で成果の上がらなかったものというか、そういったもののいわゆる勉強した結果が、今回の自立促進計画の中にどのような形でこれが生かされているのかどうか、お尋ねいたします。 ○議長(神田省明君) 企画部長。              (企画部長 長野良一君登壇) ◎企画部長(長野良一君) 大変難しい質問をいただいたなと思っているんですが、過疎から脱却できれば今回の指定もしなくてもよいのですが、全国の過疎の置かれている状況が、まだ脱却をしたというところは聞いておりません。相変わらず、この特別法にすがっているところが現状ではないかなと思っております。そして、平成3年度から色々な事業を確かにやっております。病院に関する工事だとか、消防の建物、防火貯水槽、あとは農道、林道、市町道の整備と、そういうものを毎年のようにずっとやってきております。この中には、ソフト事業というのは昔はなかったんですが、ここへ来て言葉は悪いんですが、限界集落というようなところも見えてまいりました。  そういう中で、過去の事業を踏まえて、今回どういうふうに生かしたかというところなんですが、そこは具体的にどういうふうに生かされているかということは、ちょっと私もなかなか答弁しにくいところがありますが、ただ色々な過疎の法律の名前も変わってきて、少しずつは人口も増やすような努力はしてきたんだと思いますが、現実的には残念ながら鬼石町もここに出ているデータのとおり、人口というのは減ってきております。それは、過疎事業でやる仕事が足らなかったかどうかとか、そういう事ではない、ほかの要素も色々人口減についてはあるかと思います。そういうようなことを踏まえて、国のほうはハードだけではだめだから、今回からは色々なソフト事業にも金をつぎ込んで、少しでも過疎を食いとめようというのが、今回の法の趣旨かと理解しております。  以上です。 ○議長(神田省明君) 茂木光雄君。 ◆12番(茂木光雄君) 色々政策をしてきた中で、成果はあったにもかかわらず、全国、通常の過疎というか、いわゆる人口の減少には歯止めがかからないんだというふうな答弁の中で、そうするとこれが平成22年から平成27年度までの6年間でする中で、今の部長の話だと、ソフト事業に対して3,500万円が、そういった中で色々やっていこうと。そういった中で、鬼石の町のお祭りの活性化を初め、何か映画事業であるとか、色々な中で例えば地元産品における、そういうB級グルメに色々なものを参加させようとか、色々な施策が鬼石総合支所の中で討議されているようですけれども、その辺について、市長、新たな平成22年度から、そういった鬼石地区の自立を促進していくというふうな施策の中で、市長として腹積もりというのは、どこの施策を、どういうふうな形の重点の中で過疎、いわゆる人口の減少に歯止めをかけようとしているのか、この6年間の施策の根本的な市長の考えをお聞きいたします。 ○議長(神田省明君) 市長。              (市長 新井利明君登壇) ◎市長(新井利明君) 今回の国の措置法なんですけれども、これは確かに今、企画部長が言いましたように、今までの経緯の問題があります。そして、今後の問題があるものですから、この措置法がないと、また計画を作っていないと有利な対策ができないということでございます。今、議員ご指摘のように、では、何をしたらば、何を一番メーンにしていったらば、人口流出、また過疎の対策ができるのか、こういう事なんですけれども、これはまた住民の皆さんがどういったものをやっていくか、こういった事の中では特に交通の問題だとか、ちょっと言葉は悪いんですけれども、買い物に出られなくて栄養失調になってしまうとか、そういった高齢者の皆さんの悩み、こういったものをやはり酌んでいかないと、地域の崩壊というのはもっと速くなっていってしまう。そのスピードを少しでも緩めるというのも大きな目的となっていると思いますので、ぜひご理解いただければありがたいなというふうに思います。 ○議長(神田省明君) 茂木光雄君。 ◆12番(茂木光雄君) いわゆるまちづくりの課題というものが、今、本当の意味であると思うんですね。44ページのまちづくりの課題の中で6番、自律による地域づくりの推進という、この自律というのは、非常に難しい字を使った自律になっていますけれども、要は、きちっとした形の中で、自律というものを市庁舎の中だけで考えるのではなくて、今の市長のお言葉ではないですけれども、総合的にせっかくこれから6年間実施していくのであれば、新たな検討委員会というか、そういった中で観光を生かした新たな産業の確立を図るという、こういうふうな形の観光産業の位置づけをして、ソフト事業にも3,500万円予算があるというふうなことだから、こういった中で外部から新しい知恵をかりた中で、藤岡市の中できちっとした6年間の実施要綱を、市庁舎の判断にゆだねるんではなくて、しっかりとした中で市長の方針を示すことが、この6年間の実績を上げる本当の意味での過疎対策の解消を図るいいチャンスだと思いますので、その辺で検討していく考えがないか、最後にお尋ねいたします。 ○議長(神田省明君) 市長。 ◎市長(新井利明君) 確かに、今、議員ご指摘のような、行政の中で、庁舎の中で考えているということでは、なかなか過疎対策というのは報われてこないんだろうなというふうには思います。しかし、ここに上げておりますように、非常に幅広く計画を作ってあるわけでございますので、今度はこれを基にして、それぞれの実施計画、もっと身近なと言ったらよろしいんですか、そういった実施計画をさらに細かく作りながら、地域の皆さんの理解を得られるような、そういった実施計画を作っていきたいというふうに思います。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。  吉田達哉君。 ◆23番(吉田達哉君) ちょっと質問させていただきたいと思います。  まず、この表題であります過疎地域自立促進ということなんですけれども、過疎というのは基本的に人口が少なくなったから過疎なんでしょうね。ですから、ここは人口が増えるような施策をとるということが必要なんじゃないかというふうに私は認識しております。そのためには、企業誘致であるとか、住宅政策であるとか、そういうことをしっかりとしていかないと、先ほど答弁の中であったように、病院、それも確かに必要でしょう、道路政策、それも必要でしょう、下水道等の、そういう生活基盤のことも必要でしょうけれども、やはりどうしてもそこで働いて生活ができる環境がないと、これは人口が増えることにつながらないと思うんですね。  それと、市長がお話になられた、買い物にも行けない、買い物難民と言われている人たちなんでしょうか、やはりこの商業についても、ここのところに書いてあるのは、基盤整備やイベントの充実などにより、町なかに立ち寄るための施策を推進する、と書いてありますけれども、地域の中でやはり消費するということが一番大事なんですよね、その地域に住んでいる人たちが。だから、少しビールの安売りをしているからといって、市外へ買い物に行ってしまったりだとか、どこそこで肉の安売りをしているからと、例えば本庄市に行ったり、藤岡市に行ったりとかでなくて、やはり地域の中で買い物をしないと、そこで営んでいる商店なんかは、どうしても売り上げが落ちていって店じまいをしなければならないような、そうすると、今度は自分たちが車で遠くへ買い物に行けなくなった時に、買い物難民になってしまう。そういうことになると思うので、ここに書いてあることを地域の中で、買い物は地域でしましょうというような宣伝もしていかなければならないと思うんですけれども、これは総論の政策なんだと思うんですけれども、そういうことを踏まえて、人口を保つ、もしくは増加するような経済基盤の整備をまずやっていただくことがよろしいかと思うんですけれども、その辺について、色々な項目でいっぱい出ていますけれども、この中の優先順位として何が一番大事なのかということを、ひとつお聞きしたいと思います。 ○議長(神田省明君) 企画部長。              (企画部長 長野良一君登壇) ◎企画部長(長野良一君) この計画は、先ほど議員がおっしゃったとおり、網羅的に書いてあります。というのは、過疎債を使うために色々なことを書いておかないと、これ書いてないからだめだと言われてしまうものですから、色々なことを書き込んであります。それで、議員おっしゃるとおり、過疎の一番の原因でやらなくてはならないのは、人口を増やすことだと思いますから、私も人口を増やすような政策を各課に頑張ってやってもらうようにしたいと思います。  以上です。 ○議長(神田省明君) 吉田達哉君。 ◆23番(吉田達哉君) とりあえず、今回のこれについては、要するに総合計画的なことで並べているということで理解はしますけれども、ぜひこれを基に地に足のついたような、しっかりとした実施計画を立てていただいて、この計画がしっかりとしたものとして皆さんに喜ばれるような計画になるように、努力していただきたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第100号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、議案第100号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第100号藤岡市過疎地域自立促進計画の策定について、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
                 (賛成者起立) ○議長(神田省明君) 起立全員であります。よって、議案第100号は原案のとおり可決されました。      ─────────────────────────────────── △第14 議案第101号 藤岡市営宿神田土地改良事業の施行について ○議長(神田省明君) 日程第14、議案第101号藤岡市営宿神田土地改良事業の施行についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。経済部長の登壇を願います。              (経済部長 新井康弘君登壇) ◎経済部長(新井康弘君) 議案第101号藤岡市営宿神田土地改良事業の施行についてご説明申し上げます。  本議案は、土地改良法第96条の2第2項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  本事業は、藤岡市東部に位置し、神田地区、主要地方道前橋長瀞線東側の6.7ヘクタールの地域を対象として、区画整理を実施するものであります。地区の農家戸数は35戸で、営農形態は畑地帯で各種野菜を作付しております。現況は区画が不整形で道路も狭く、大型機械導入の阻害要因ともなっていることから、ほ場整備を実施することにより、農業所得の安定、農業の生産性の向上を図るものであります。  計画の概要は、整地工5.4ヘクタール、道路工1,357メートル、排水路工153メートルであります。また、本地区は多数の古墳が確認されており、施工時には古墳を避けた計画をし、地域の環境に配慮した整備に努めてまいりたいと考えております。  以上、提案説明といたします。慎重審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(神田省明君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。ご質疑願います。  渡辺新一郎君。 ◆2番(渡辺新一郎君) 何点か質問させていただきます。  この計画の目的の中に、整地や道路整備を行い、機械の大型化による農業の近代化を図るとともに、耕作放棄地の解消を図るという文言があります。その中で、この75ページの地図の中で道路があるわけですけれども、これのところが道路の幅が4メートルで砂利敷地が3メートルとあるんですけれども、この砂利敷地だとしますと、例えば大型のトラクター等が入ったときに、この砂利がちょっとこちらでは砂利舗装とかと書いてあるんですけれども、ここら辺のことがちょっとわからないんですけれども、これを簡易の舗装みたいなものにするべきではないかなと思うんですけれども、その辺をお伺いいたします。 ○議長(神田省明君) 経済部長。              (経済部長 新井康弘君登壇) ◎経済部長(新井康弘君) お答えいたします。  砂利道ということで、それを舗装すべきではないかというふうなお話でございます。これにつきましては、ほ場整備を国庫補助で受けて実施していくわけでけれども、国庫補助をもらうためには、舗装は補助対象となっていないんですね。それなので、ほ場整備が終わった後に、現実としてはその後、市のほうで舗装しているというふうな実情でございます。  以上、答弁といたします。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第101号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、議案第101号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第101号藤岡市営宿神田土地改良事業の施行について、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(神田省明君) 起立全員であります。よって、議案第101号は原案のとおり可決されました。      ─────────────────────────────────── △第15 議案第102号 市道路線の認定について ○議長(神田省明君) 日程第15、議案第102号市道路線の認定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。都市建設部長の登壇を願います。              (都市建設部長 小池義光君登壇) ◎都市建設部長(小池義光君) 議案第102号市道路線の認定についてご説明申し上げます。  今回、提案申し上げます市道路線の認定は、3件6路線でございます。  市道6741号線でございますが、道路改良事業に基づき、道路を認定するものであります。  市道2508号線でございますが、烏川堤防沿いの既に生活道路として使用されている道路を認定するものであります。  市道2509号線、4705号線、4706号線、4707号線でございますが、藤岡市道路受入基準に基づき、寄附された道路を認定するものであります。  以上3件6路線を管理していくに当たり、路線認定をする必要がありますので、議会の議決をお願いするものであります。慎重審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(神田省明君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。ご質疑願います。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第102号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、議案第102号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第102号市道路線の認定について、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(神田省明君) 起立全員であります。よって、議案第102号は原案のとおり可決されました。      ─────────────────────────────────── △第16 議案第103号 平成22年度藤岡市一般会計補正予算(第3号) ○議長(神田省明君) 日程第16、議案第103号平成22年度藤岡市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長の登壇を願います。              (市長 新井利明君登壇) ◎市長(新井利明君) 議案第103号平成22年度藤岡市一般会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。  今回の補正は、第1条で示しましたとおり、歳入歳出それぞれ4億4,324万9,000円を追加し、245億3,331万8,000円とするものであります。当初予算と比較しますと、今回の補正を含め3.1%の伸びとなっております。  次に、第2条の債務負担行為でありますが、第2表のとおり、追加として偕同苑火葬委託費、コミュニティセンター受付清掃委託費であります。  次に、第3条の地方債でありますが、第3表のとおり、追加として鬼石病院運営事業ほか2件、変更として簡易水道施設整備事業ほか5件であります。  なお、今回の補正では、厳しい財政状況を踏まえ、限られた財源を重点的・効率的に配分するとともに、国庫支出金及び県支出金の内示額と事業費との調整、人事異動及び人事院勧告に伴う人件費の調整を図りました。  細部につきましては、副市長より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(神田省明君) 副市長。              (副市長 金井秀樹君登壇) ◎副市長(金井秀樹君) それでは、事項別明細について、歳出から主なものをご説明申し上げます。  最初に、第2款総務費では第1項総務管理費、第2目人事管理費の退職手当で1億5,007万1,000円を追加。第5目行政管理費のいきいき地域づくり支援事業助成金で160万円を追加。第14目地域振興費のテレビ難視聴地域解消事業補助金で230万円を減額。地上デジタル放送受信環境整備事業補助金で6,397万6,000円を追加。  第3款民生費では、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費の離職者住宅手当緊急特別措置国庫補助金返還金で916万8,000円を追加し、離職者住宅手当緊急特別措置給付金で328万4,000円、国民健康保険事業勘定特別会計繰出金で5,065万7,000円をそれぞれ減額。第3目障害者自立支援費の移動支援事業委託料で206万1,000円、障害福祉サービス費で4,775万円、児童デイサービスセンターふらっと準備事業で420万9,000円をそれぞれ追加。第8目高齢対策費の地域介護・福祉空間整備費補助金で271万2,000円を追加。第14目交通安全対策費の交通安全施設整備工事で500万円を追加。第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、学童保育対策事業の備品購入費で230万円を追加。第3項生活保護費、第1目生活保護総務費の生活保護適正実施推進事業国庫補助金返還金で444万9,000円、生活保護費国庫負担金返還金で2,029万4,000円をそれぞれ追加。第2目扶助費の生活保護扶助費で5,713万8,000円を追加。  第4款衛生費では、第1項保健衛生費、第1目保健総務費、多野藤岡医療事務市町村組合負担事業の子ども手当負担金で3,560万3,000円を追加。第3項上水道費、第2目簡易水道事業費の簡易水道事業等特別会計繰出金で463万円を追加。  第6款農林水産業費では、第1項農業費、第7目土地改良費の県営ふるさと農道緊急整備事業負担金で630万円、中村堰土地改良区水路整備補修事業補助金で310万円、水管橋改修工事で3,760万円をそれぞれ追加。第10目藤岡南部圃場整備事業費の県営藤岡南部圃場整備事業負担金で531万3,000円を追加。  第8款土木費では、第2項道路橋梁費、第2目道路維持費の道路後退用地測量委託料で250万円、市道維持補修工事で500万円、道路後退用地買収費で400万円をそれぞれ追加。第4目市道118号道路新設事業費で3,100万円を追加。第9目市道鬼石1110号道路改良事業費で1,000万円を追加。第4項都市計画費、第2目区画整理費の設計委託料で250万円、排水ポンプ設置工事で900万円、排水管布設工事で500万円、地上物件補償費で1,500万円をそれぞれ追加。第3目公共下水道費の下水道事業特別会計繰出金で728万円を減額。第5項住宅費、第1目住宅管理費の老朽住宅除去工事で800万円を追加。  第10款教育費では、第2項小学校費、第1目学校管理費の小野小学校耐震補強大規模改修設計委託料で291万8,000円、神流小学校耐震補強大規模改修設計監理委託料で234万2,000円をそれぞれ減額。第3項中学校費、第1目学校管理費の仮設校舎借上料で693万9,000円を減額。第4項教育諸費、第1目教育振興費の奨学資金貸付事業で628万円を追加。第5項社会教育費、第10目文化財発掘調査費の藤岡南部地区遺跡群発掘調査事業で828万円を減額し、三本木工業団地発掘調査事業で2,618万7,000円を追加するものであります。  続きまして、今回の補正財源となります歳入の主なものを申し上げます。  第9款地方特例交付金では、655万6,000円を追加。  第10款地方交付税では、普通交付税で5億9,770万円を追加。  第14款国庫支出金では、介護給付費訓練等給付費国庫負担金で2,736万9,000円、生活保護費国庫負担金で3,689万1,000円、土地区画整理事業国庫負担金で6,105万円、地上デジタル放送受信環境整備事業国庫補助金で5,055万3,000円、市道118号道路新設事業国庫補助金で1,650万円、市道鬼石1110号道路改良事業国庫補助金で550万円、神流小学校大規模改修費国庫交付金で3,629万9,000円をそれぞれ追加し、神流小学校耐震補強費国庫交付金で6,971万2,000円、北中学校耐震補強費国庫交付金で526万7,000円、北中学校大規模改修費国庫交付金で3,587万3,000円をそれぞれ減額。  第15款県支出金では、介護給付費訓練等給付費県負担金で1,368万5,000円、地域子育て創生事業県補助金で757万5,000円、地域農業水利施設ストックマネジメント事業県補助金で2,701万4,000円をそれぞれ追加し、藤岡南部地区遺跡群発掘調査事業県委託金で828万円を減額。  第18款繰入金では、財政調整基金繰入金で4億2,004万4,000円を減額。  第21款市債では、鬼石病院運営事業債で2,000万円、藤岡南部圃場整備事業債で470万円、県営ふるさと農道緊急整備事業債で560万円、桜の里推進事業債で1,000万円、桜山公園事業債で500万円、市道鬼石1110号道路改良事業債で520万円、神流小学校耐震補強大規模改修事業債で2,680万円、北中学校耐震補強大規模改修事業債で1,690万円をそれぞれ追加し、簡易水道施設整備事業債で370万円を減額するものであります。  以上が説明の要旨です。慎重審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(神田省明君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。ご質疑願います。  窪田行隆君。 ◆3番(窪田行隆君) 121ページ、神流小学校耐震補強大規模改修設計監理委託料及び122ページ、北中学校耐震補強大規模改修設計監理委託料の2点についてお伺いします。  これは、それぞれ減額補正とはなっているんですが、財源のほうを見ますと、それぞれ国の太陽光発電事業国庫交付金のほうが入っております。これは、この両学校の改修におきまして、太陽光発電設備を設置することだということで理解をするんですけれども、藤岡市においても、学校への太陽光発電の設置が始まるということかと思います。そこで、その計画の詳細について、お伺いしたいと思います。  まず、それぞれの学校に何キロワットの設備を設置するのか。また、それによって年間の発電量と、それによって得られる電気代は、どの位見込めるのか。  また、環境教育に資するべきと考えますけれども、発電量等が表示されるパネル設置など、発電を児童・生徒が実感できるような設備は計画されているのか、この3点について伺います。 ○議長(神田省明君) 教育部長。              (教育部長 茂木健次君登壇) ◎教育部長(茂木健次君) お答えします。
     今、太陽光発電の関係でございますけれども、今後、大規模改修等にあわせまして、大体一つの学校で10キロワット位の計画で設置していきたいと考えております。  それから、電気量についてはちょっと試算していないので、金額等申し上げられません。  それから、パネル等の設置でございますけれども、現在、普通のデジタルテレビですか、そういったものであてがって児童・生徒に見られるような格好が、総合学習センターでもやっていますけれども、そういった形で可能だということで考えております。  以上です。 ○議長(神田省明君) 渡辺新一郎君。 ◆2番(渡辺新一郎君) 何点か質問させていただきます。  初めに、106ページの交通安全対策事業の中で工事請負費500万円、これについての詳細の説明をお願いいたします。  それから、その次の107ページの小野保育園、おにし保育園に防犯カメラの設置というのがあるんですけれども、この詳細な説明をお願いいたします。  それから、113ページの中村堰土地改良区水路整備補修事業、これに関連して、現在、今までは大体水の流れというのが6月の後半から10月10日頃までと思うんですけれども、これが大分緩和されているような気がして、今も一部流れているところもあると思うんですけれども、これがどんないきさつでそういうふうになったか、その3点をお願いいたします。 ○議長(神田省明君) 総務部長。              (総務部長 黒澤眞澄君登壇) ◎総務部長(黒澤眞澄君) 106ページ、交通安全対策費500万円の内訳でございますが、内容は、区画線設置工事、これがメートルとしては約467メートル分を予定してございます。また、カーブミラーの設置ということで、これをおおむね100万円程度ということで、合わせて500万円の内容となっております。  以上です。 ○議長(神田省明君) 健康福祉部長。              (健康福祉部長 関沼明人君登壇) ◎健康福祉部長(関沼明人君) お答えいたします。  小野保育園、それからおにし保育園の防犯カメラの設置事業の内容についてご説明を申し上げます。  保育園の園児の安全管理のために、防犯カメラを設置するということでございまして、おにし保育園、それから小野保育園とも死角部分がございまして、侵入者等の防犯というようなことで、カメラを4台、それぞれ死角の部分に設置する予定でございます。それに基づいて、職員室でモニター管理できるような形で、それぞれの保育園に設置する予定でございます。  以上です。 ○議長(神田省明君) 経済部長。              (経済部長 新井康弘君登壇) ◎経済部長(新井康弘君) お答えいたします。  中村堰に水が流れているということにつきましては、かなりここ最近、割と悪臭がするというお話をいただいております。その悪臭対策といいますか、その一環として水を流している状況でございます。 ○議長(神田省明君) 渡辺新一郎君。 ◆2番(渡辺新一郎君) ただいま交通安全の件でお話があったんですけれども、上信越道のこれは本動堂ですか、このところの南に今信号機の設置をしているわけですけれども、これがまだ完全に稼働してないんですけれども、これの設置のいきさつ、これをお願いいたします。  それから、この防犯カメラの件なんですけれども、これは今は市立ということなんですけれども、やはり園児は、全部の子どもを平等に安全を守ってやらなくてはならないという点で、私立の保育園も同じような死角のところというのはあるのではないかなと思うので、そういう私立のところに、そういう防犯カメラを今後、一遍にはできないかもわからないんですけれども、徐々につけるような計画があるかどうか、お伺いいたします。 ○議長(神田省明君) 副市長。              (副市長 金井秀樹君登壇) ◎副市長(金井秀樹君) 前段の信号機の設置の関係ですが、実は死亡事故がございまして、ちょうどあそこが通学路になっておりまして、地元のPTAだとか、区長だとか、色々な方々がぜひあそこに信号機の設置をしていただきたいということで、私も現地を見させていただきました。確かに、危ない場所でございますので、当時、警察署長にも行ってみていただいて、ぜひ市道の部分は市で改良するから信号機をつけていただきたいということでお願いして、いつ信号機がつくかは私は聞いておりませんけれども、もう近々つくようになるんだというふうに思っております。 ○議長(神田省明君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(関沼明人君) お答えさせていただきます。  市内の私立保育園が18園ございますが、18園のうち11園が既に防犯カメラを設置しております。それから、来月中に1園が自費で設置するという予定も伺っております。それから、幼稚園につきましては、6園のうち既に3園が設置済みでございまして、1園については、警察への通報装置が設置してあるというようなことでございます。ここ6年位の間に、施設整備で新しく保育園を建設している保育園もございますが、施設整備の中でも防犯カメラの設置については、補助金の対象にはなっておりません。したがって、ここ6年間のうち、6件の保育園が建設しましたけれども、そのうち4件が防犯カメラを設置して、2園については設置していないという状況でございます。当然、自費で防犯カメラを設置していただいているような状況もございますので、今後も保育園の安全管理の上で、自主的な設置をお願いしていきたいというふうに考えております。 ○議長(神田省明君) 渡辺新一郎君。 ◆2番(渡辺新一郎君) 先ほどの信号機の件なんですが、もう実際にこれは信号機はついているんですけれども、まだ稼働してないというような状態です。それですから、いつ頃からそれが動くのかということと、以前も中上大塚線に、これ今大分交通量が多くなって、あそこも非常に危ないということで、信号機の設置というものは地元の区長からも上がってきていると思うんですけれども、死亡事故がないとつけないというようなことも前に聞いたもので、そうなるといつになるのかなということもあるんですけれども、やはりそうではなくて、交通量がとても多いのですから、あそこも起きてからでは大変なものですから、設置のほうを早目によろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。  木村喜徳君。 ◆19番(木村喜徳君) 88ページの土木費、都市計画費の中でちょっと伺います。  現在、毛野国のほうで大きな公園を整備中でございますけれども、4工区に分けて1工区5年ということで、20年計画でやっていて、現在2工区に入っています。この2工区の中で、現在、計画の変更やら、そういうものがございましたら、お願いを申し上げます。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。              (都市建設部長 小池義光君登壇) ◎都市建設部長(小池義光君) 公園区域内の変更につきましては、当初、公園区域内の道路を全部廃止して、外周道路だけ設置するということで計画をしていたんですけれども、事業計画を実施していく中で、地元との調整の中で、どうしても区域内の道路を、今は市道路線が2路線あるんですけれども、それを残してくれということで、現在、それを踏まえて外周道路の事業区域の変更を今、実施しているところでございます。 ○議長(神田省明君) 木村喜徳君。 ◆19番(木村喜徳君) 変更につきましては、その外周道路だけらしいんですけれども、ぜひとも外周道路を生かした中で、やはりやっていくのが地元としても一番使いいいようですので、地元の意向をぜひとも酌み上げてやってほしいと思います。  あと、その中に現在、墓地が何基かございますけれども、その変更がないということは、その墓地も当然移転ということになるらしいんですけれども、担当課に行きますと、非常に墓地というのは時間もかかる、お金もかかるということで、調整に入っているとは言ってくれているんですけれども、現実にあと4年ですか、3年ですか、その間に墓地が動かすだけの、もう調整に入っているのか、この辺を確認したいんですけれども。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(小池義光君) 墓地の関係ですけれども、これについては、もう既に調査に入っております。その中で、現在、墓地の底地の面積が約600平方メートル位あるんですね。それで、その所有者が6名の共有地となっております。そういう中で、登記簿上の所有者は6名いるんですけれども、もうこの所有者については、既に亡くなっております。亡くなっておりますから、既にその土地が買収するには相続はしてあるのかどうかというのが、一つの調査の対象なんですけれども、今回、この6名については、全て相続をしておりません。それで、なおかつ、この相続についても3世代位下にいるんですけれども、その人が全部死亡しております。現在、調べた段階なんですけれども、57名の相続人がおります。それで、既に14名が確定しているのですが、まだ43名が未確定ということであります。今後、この墓地の相続の調査、またこの相続できるかどうか今やっているんですけれども、かなりの時間を要すると思います。 ○議長(神田省明君) 木村喜徳君。 ◆19番(木村喜徳君) そういうことが想定されるわけですよね。当然、そういうことも想定される中で先行してやっていただいていると思うんです。そうすると、工期の残りあと3年半、4年位あるんでしたっけ、その中でぜひともやっていただかなければ困るし、役所のほうとしても、計画を遂行する義務は私はあると思うんですよ。ですから、そういう色々な難しい問題があると思いますけれども、それは相続とか云々は確定できない場合には、法的にはきちんと措置できますよね。ですから、その辺のことを踏まえて、この計画年の中でできますよね。これ答弁願いたいんですけれども。 ○議長(神田省明君) 都市建設部長。 ◎都市建設部長(小池義光君) 無理かと思います。それで、墓地の関係につきましては、底地の6名、これはもう亡くなっているんですけれども、その部分が6名全員が承諾しないと、1件残しでほかの5名が承諾しましたよと、1件残しでそこに墓地を置いて、どこかに撤去するわけにいきませんので、そういう中でまた今回、都市計画課のほうで話を聞いた中では、地元の6名の関係者の中にも、その墓地を現在そこに残してくれという方もいられるようです。だから、その辺については、もう一度地権者、関係者と調整していきたいと思います。 ○議長(神田省明君) 青柳正敏君。 ◆20番(青柳正敏君) 民生費で伺います。3項の生活保護費、110ページになりますけれども、補正額で4,918万9,000円ですか、生活保護扶助費5,713万8,000円という大変大きな額が補正されているわけですけれども、この傾向、若年層に対しても、受給資格というような形で、その範囲が広げられたわけですけれども、この内容について、ご説明をいただきたいと思います。  それと、122ページになります。教育費、中学校費の中で就学奨励援助事業というような中で、扶助費で要保護準要保護就学援助費28万円、またその下には教育諸費の中でも、私学振興及び就園奨励事業というような中で150万1,000円、こういった生活が大変厳しいというような中で、そういった申請なり、この適用が増えているのかというふうにも思うんですけれども、これについて、どのようなことか、詳細説明をいただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(神田省明君) 健康福祉部長。              (健康福祉部長 関沼明人君登壇) ◎健康福祉部長(関沼明人君) ご説明いたします。  今回の補正につきましては、生活保護者の人数が当初予定した人数よりも約20名ほど当初予算よりも増えてまいりました。それから、それぞれの生活扶助であるとか、それから教育扶助、住宅扶助、介護扶助、生業扶助、医療扶助等が、当初の単価よりも若干上回ってきているということがございまして、人数もさることながら、扶助費の個々の増額が見込まれているという中で、今回5,700万円の補正をさせていただいています。  また、それにあわせて施設事務扶助につきましては、人数等が当初見込んだ数よりも減ってきておりますので、この分が794万9,000円減額になってきております。全体的に、生活保護者に関しましては、基本的には生活保護が最終的な目的ではなくて、将来にわたって積極的に自立を促していくというようなことが目的でございますので、ケースワーカーを中心として、本人の自立へ向けた支援をしているところでございますが、現在の状況の中では増える状況にあると思います。  続きまして、122ページ、123ページにかけての幼稚園の就園奨励費補助金の関係でございますが、就園奨励費でよろしいんでしょうかね。申し訳ございません。就園奨励費かと思って話を。              (「そこのところを、色々な項目の中で、こういった分が増えていますよね。その辺について」の声あり) ◎健康福祉部長(関沼明人君) 幼稚園就園奨励費につきましては、基本的に幼稚園に通う家庭の援助というような形で、国のほうから就園奨励費という形で補助金が出ております。これは、幼稚園に通う家庭の生活の保護というような形ではなくて、就園に対する補助というような形で、幼稚園に通う家庭の生活援助というような形でできているものでございますので、生活保護とはまた違ったような形のものになります。こちらにつきましては、国の補助金額が当初の予定よりも65%カットされました。それにあわせて項目的な見直しがされましたので、今回150万1,000円の増額が見込まれております。  以上でございます。 ○議長(神田省明君) 教育部長。              (教育部長 茂木健次君登壇) ◎教育部長(茂木健次君) お答えします。  122ページの就学奨励援助費ですけれども、これにつきましては、人数の200人から208人という、8人増えたということで増額になっております。  なお、これからの傾向としまして、生活保護等増えている、そういった観点から、この援助費も比例して増えるという項目でございます。  それから、先ほどのその下の部分なんですけれども、こちらも教育費になっておりますけれども、私学振興及び就園奨励費、子ども課の関係でございますので、教育費に入っていますけれども、ひとつ部課が違いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○議長(神田省明君) 青柳正敏君。 ◆20番(青柳正敏君) 生活保護費ですけれども、20名増という中で、個々の金額も増額している。これは言い方はちょっと的を射ていないかもしれませんけれども、難易度が高くなったというような中で、これは増額になっているんですかね。一人一人の生活の状態が、より悪いというような、そういう判断でよろしいんですかね。  それと、教育費、先ほど123ページで奨学資金貸付事業というような中で、大学等というような貸付金が724万円ですか、こういった中で高校においてもそうですけれども、保護者の生活状況が大変厳しいというような中で、こういうのが起きているのかと思いますけれども、また高校においては授業料の免除、国の政策でそうなってくるのかと思いますけれども、大学の年度途中における増額、これについては、どのような形で増額されているのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(神田省明君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(関沼明人君) 生活保護費の増額につきましては、それぞれの生活扶助であるとか住宅扶助、それぞれの単価が平均的に上がってきていると。当然、保護の部分の費用面について、1件当たりの保護費が上がってきているというような状況でございます。特に、医療費関係については、当初7万6,000円位の予定で計画をしておりましたが、今回の補正では8万8,000円ほどの単価で見ておりますので、それぞれの保護の部分の生活費が上がってきているというような状況でございます。 ○議長(神田省明君) 教育部長。 ◎教育部長(茂木健次君) お答えします。  奨学資金の貸付の関係でございますけれども、現在、当初予算で新規分が一応40人という想定でございましたけれども、現在54人ということで、新規分が54人に増えております。そのほか、継続として1人とか、92人、一応全体で3,700万円位なんですけれども、この部分につきまして、途中の部分につきましては、現在、ちょっと資料を持ち合わせておりませんので、よろしくお願いします。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。  冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) 3点、お伺いします。  128ページ、教育費の中の体育振興費、補償補填及び賠償金ということで、スポーツ事故補償金ということで、これについての中身をお伺いします。  それと、126ページから127ページにかけての三本木工業団地発掘調査事業、それと西上武幹線鉄塔建替発掘調査事業、この中身についてお伺いするのと、三本木工業団地と西上武幹線鉄塔建替発掘調査、これ、そもそも事業主体が土地開発公社なんで、そちらのほうで本来ならやるべき事業だというふうに思うんですけれども、なぜ藤岡市がやる事業になっているのか、この点についてもあわせて答弁を願います。 ○議長(神田省明君) 教育部長。              (教育部長 茂木健次君登壇) ◎教育部長(茂木健次君) お答えします。  まず、128ページの体育振興費の関係でございますけれども、スポーツ事故の関係でございます。これにつきましては、小学校のサッカー大会で右足のすねを骨折ということで、約64日間通院した方がございます。その分の補償費として、保険金から6万円ということで支払っております。  それから、126ページ、三本木工業団地の関係でございますけれども、これにつきましては、今回、現行で行っている発掘調査の不足分と、それから新たに三本木工業団地の当初計画では、除外されていた部分の調査費ということで2,100万円、合わせまして2,600万円ほど予定しております。  それから、西上武幹線でございますけれども、これにつきましては、東平井のあそこの発電所の南側の部分ですけれども、そこの鉄塔の建てかえの部分の発掘作業でございます。これにつきましては、すべて歳入と歳出、バランスをとっております。  以上です。 ○議長(神田省明君) 企画部長。              (企画部長 長野良一君登壇) ◎企画部長(長野良一君) 三本木工業団地の予算を組む時に、市から支出する金額を決めました。それについては従前、議員の皆様にも説明しているとおりでございますが、もう一度説明をいたします。  この本件、土地開発公社の事業予定額には、工業団地周辺の道路工事、用水路工事、工業団地造成のために必要な、今問題になっている文化財調査に必要な費用を含めて、これらの費用は、地方自治法第244条の公の施設である道路や用水路の新設工事であることや、文化財保護法第3条並びに第99条に規定する地方公共団体の任務として行う遺跡調査が対象となっていることから、いずれも住民の福祉の増進及び文化的向上に資するものとして、公共性が高いため、藤岡市がこれらの工事に係る費用を一般会計から支出することにしているものでございます。再度、答弁いたしました。 ○議長(神田省明君) 冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) スポーツ事故の補償金については、藤岡市が主催する教育委員会の行事であったという、そういう認識でよろしいんですか。そういうことで理解をいたしました。  それと、三本木工業団地、西上武幹線、これだけ今、部長が答弁したような支出を藤岡市の責任においてするわけですから、土地開発公社の議員説明会も久しくないということでございますので、先ほどの答弁をいただいた中で質問させていただきますけれども、発掘調査、これについては当初予定がなかったものを、区域外を追加すると、これ2,100万円ほどという中で、今回、補正に盛り込まれたわけですよ。本来であれば、この補正の金額については必要なかったと、当初計画はね。ただ、執拗に区域外だけれども、ここはやるべきだという当局の判断で、今回の補正予算が上がってきたというふうに私は理解しますけれども、そもそも発掘や鉄塔の移設、そういった前に、当時の土地開発公社の方もおりますけれども、底地の部分がまだ買い切れてないという問題については、どうしたんですかね。5月末には買い取りをいたしますという話を明言していましたよね。その問題については、6月、9月、12月、これはきちんと土地開発公社は買い取れたんですかね。そういう前提で、この工事を進めているという理解でよろしいんですか。  それと、西上武幹線鉄塔建てかえ、一転二転しているんだね。当初は迂回をして、鉄塔を移設してやると、そうしたら経費を節減するんで、かさ上げをするとかなんとかという話もあって、今回、移設ということなんだけれども、これどちらなんでしょうかね。もう確定したというふうに思いますので、この点について答弁をしていただきたい。  それと、そこの底地の部分について買い取れないと、この工事は厳しくなってしまうようなことなんだけれども、全然皆さん慌ててないんだよね。というのは、何か秘策か何かあるんですかね。例えば、少数の面積ですけれども、ほぼ工業団地の計画予定地の真ん中にあります。それを、色々な法律や色々な方の知識を得て、あえて区域内だけれども一番端に持っていって押しつけるようなやり方ができるのかどうか、そこら辺についての確認と、今現在買えていないのであれば、このまま造成工事についても取りかかれないというふうに思うんですけれども、その点についてお伺いします。  それと、企業誘致、北部工業団地、三本木工業団地、この進出企業を探すべく係を増設して今仕事をなさっているようですけれども、その進捗状況はどうなんですか。きちんと、もうどんどん都市計画道路、市道も含めた工業用水の排水、測量、そういったものをもろもろ並行してやっていると思うんですけれども、果たして進出する企業が今現在どの位の引き合いであるのか、その辺についてもあわせて答弁願います。
    ○議長(神田省明君) 経済部長。              (経済部長 新井康弘君登壇) ◎経済部長(新井康弘君) お答えいたします。  まず最初に、西上武幹線でございますか、これにつきましては、三本木工業団地の件とは関係ないと思いますので、省かせていただきます。  まず、用地取得についてでございますけれども、これにつきましては、今現在、職員が頑張ってやっているんですが、契約できていないという状況でございます。確かに、6月頃とか買っていきたいというお話はさせていただいたと思います。そうした中で、なかなか本人と行き会えないというふうな状況が続いておりまして、いまだ買えておりません。ただし、最近になって契約してもいいよというふうなお話はいただいたんですが、その日にはたまたま契約ができなかったというふうな状況であります。  それに、買えなかった土地を勝手に動かせるかというふうなお話でございますけれども、これにつきましては、そういったことはできないというふうに考えております。あくまでも、用地を取得していきたいというふうな考え方でございます。  それと、あと引き合いの関係になろうかと思いますけれども、たしか平成21年度末ですか、そのころまで13件位あったと思いますけれども、その後、今年度に入りまして、引き合いは来ております。7件位ありますけれども、実質的に決まってはございません。  それと、鉄塔の関係でございますけれども、鉄塔につきましては、造成と同じなんですけれども、区画割り後に決定いたしますけれども、まだ区画割りが未決定のため、現在、着手していない状況でございます。  また、区画の決定を12月まで延期して、造成工事は平成23年9月に完成をしたいなというふうな考え方で一応おります。  また、今回補正による文化財調査をする理由でございますけれども、当初計画では、群馬県埋蔵文化財発掘調査取扱基準に基づきまして、3メートル未満の盛り土部分であること。また、区画の出入り口に近く、建築の可能性が少ないことなどから、試掘調査結果において、遺構、遺物の検出が少ないことから除外しておりました。また、進出企業が除外地域において、建築等を行う場合は、進出企業により調査をすることとしておりました。しかし、土地開発公社より、リーマンショック後の社会経済情勢から、区画の分割も視野に、文化財発掘調査費の企業負担に係る他の区画との均衡も考慮してほしいという申し出がありまして、どの場所でも工場建設が可能な区画とすることが、今後の企業誘致により有利であると判断されるため、文化財調査除外区域についても、今回、調査を行うということで予算計上させていただいたものです。 ○議長(神田省明君) 暫時休憩いたします。                                    午後5時8分休憩      ───────────────────────────────────      午後5時24分再開 ○議長(神田省明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ─────────────────────────────────── ○議長(神田省明君) 冬木一俊君。 ◆14番(冬木一俊君) 3回目なんで、最後の質問なんですけれども、先ほどの鉄塔のほうについては、朝日工業線、中東京線ということで、私のほうの勘違いだったんだけれども、それについても、もう一回答弁していただきたいんですよね。迂回方式でいくのか、かさ上げ方式でいくのか、これだけの貴重な市民の税金を使っているわけですから、当然、そういった意味では説明する必要があると思うんですよね。  それと、これ当初発掘、オーダー方式でやりたいというところで、当面、建物は建たないところについては、これは市のほうでは調査をしないと。新たに建物を建てるときはどうするんだという議会側の質問については、その時はその会社で負担をしてやっていただくということだったんですけれども、今の説明を聞いてみると、そういうところも含めて遺跡発掘調査は市のほうでやっていきたいと、最初からそうじゃないと企業は来ないですよね。本来、そもそもの発想が、今回追加になった発掘調査も含めて、進出企業が新たなる発掘調査をしないような方式でやらないと、工業団地と言ってもなかなか売れませんよと、買う企業がありませんよと、そういう議会側の意見がこれに反映されているのかなというふうに思うんですけれども。ところで三本木工業団地、オーダーメード方式でやる、いや、オーダーメード方式じゃなくて、従来方式でやる、最近では、セミオーダーでやる、色々なそういう情報が交差しているんですけれども、どういうところを基本に企業誘致をやっていくのか、そこら辺についても基本的な考えを教えてください。  それと、節目、節目には、きちんと土地開発公社が議員説明会を開催してやるというんだけれども、一向に過日の議員説明会以来やられていないんだよね。やる気がないというふうにとっていいんですかね。先ほども私申しましたけれども、経済部商工観光課の中に企業誘致推進係というものもできてやっているわけだから、きちんとしかるべき時期について、土地開発公社と商工観光課合同の議員説明会をやったらどうですか。だって、追加でやるなんていう議案、今回、この補正予算を通じて初めてわかったわけですから、ある意味、一部計画変更しているわけですから、私はこれ必要だったというふうに思いますよ。土地開発公社は議会の隠れみのなんていう、そういう事を言われている市民の方もいますけれども、きちんと議会に、それはこれだけの予算を計上して工事を施工していくわけですから、やっていただきたい。やっていただけるんですかね、今後については。それについての、まず答弁。  それと、本来、今回追加の遺跡発掘調査分についても、もともとがこれは計上すべき遺跡発掘調査費だったんじゃないですかと、この辺の認識についてお伺いしまして、質問を終わります。 ○議長(神田省明君) 経済部長。 ◎経済部長(新井康弘君) お答えいたします。  まず、鉄塔の関係でございますけれども、鉄塔につきましては、二度手間をかけないように、企業の意向を含んで決定したいというふうに考えていたことから、半年間延長を行いました。そうしたことで、引き合いの関係ですけれども、それについてはございませんので、オーダーメードと合わせてとの話もありましたけれども、従来どおりでいきたいというふうに考えております。  また、鉄塔につきましては、当初は一部かさ上げというふうなことでおりましたけれども、区画をきちんとして売りやすくするようにということで、移設を考えてございます。  それと、文化財につきましては、確かに議員おっしゃられるとおり、調査をしたらどうだというふうなことを前に言われていたわけでございます。今回、先ほども申し上げましたけれども、リーマンショック後なかなか難しいというふうなこともありまして、区画のほうは鉄塔移設をして売りやすくするというふうなことの中から、今回、文化財の調査に至ったものでございます。  調査内容でございますけれども、当初、計画段階では調査対象地を8万4,139平方メートルのうち、群馬県埋蔵文化財発掘調査取扱基準に基づく3メートル未満の盛り土部分及び試掘調査結果により、不要となった部分として2万4,139平方メートルが対象となっておりました。今回につきましては、3メートル未満の盛り土の面積でございますけれども、これについてはふるさと農道西側区域のうち、市民球場の反対側付近で1万4,818平方メートル、また市道120号線と三名湖通り交差部分の南側付近でございますけれども、これは調整池付近のほうでございますけれども、そこで1,560平方メートル、合計で1万6,378平方メートルを実施する予定でございます。残っている部分につきましては、遺跡物の可能性が少ない地域として7,761平方メートルでございます。  それと、議員説明会の件でございますが、確かに節目、節目で説明会をしたらということでございます。また、今回、商工観光課で新たに企業誘致推進係を作りましたので、商工観光課、また土地開発公社と調整をして、三本木工業団地についてはしていきたいなというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。  松本啓太郎君。 ◆16番(松本啓太郎君) 95ページ、第14款の国庫支出金のところで、第5目教育費国庫補助金、ここで神流小学校耐震補強費国庫交付金6,971万2,000円が減額されております。それで、神流小学校大規模改修費国庫交付金、これが3,629万9,000円増額ということであります。私は、平成22年度の予算書の中で、神流小学校の大規模改修耐震工事、これは多分2億5千何百万円だったかというふうに記憶をしているんですが、この減額、増額について説明をいただきたいと思います。 ○議長(神田省明君) 教育部長。              (教育部長 茂木健次君登壇) ◎教育部長(茂木健次君) ご説明申し上げます。  95ページの神流小学校の関係でございますけれども、補助金につきましては、当初、大規模改修と耐震補強合わせて2分の1という補助金を計算しておりました。されど、政権交代等、そういう中でもとの形に戻したということで、耐震補強の部分については2分の1のままでございましたけれども、大規模改修につきましては3分の1という補助率になりました。その関係で、2分の1の部分で6,900万円を減しまして、3分の1の追加分ということで3,600万円ほど入れかえをさせていただきました。  以上です。 ○議長(神田省明君) 松本啓太郎君。 ◆16番(松本啓太郎君) 2億5千何百万円というのは私の記憶なんですけれども、正しかったでしょうか。そして、2億5,000万円のうち、耐震化という中では7%位だというような答弁をいただいているんですが、ここで6,971万2,000円減額というのは、ここら辺のところはどんなふうになるのか、ちょっとわかりませんので伺います。 ○議長(神田省明君) 教育部長。 ◎教育部長(茂木健次君) お答え申し上げます。  当初の神流小学校の改修費については、議員おっしゃるとおりということでございます。その中で、一応大規模改修、それから耐震補強という部分で2億3,000万円が改修で、耐震補強が2千万円ちょっと位ということで、多分、前の議会の時に報告書を上げさせていただいたかと思うんですけれども、そういった関係で、現在大規模改修の部分を2分の1から3分の1という部分で補助率が変更になったということでご理解ください。 ○議長(神田省明君) 松本啓太郎君。 ◆16番(松本啓太郎君) 大分時間もたってきていますので、また細かなことにつきましては部長のほうへ伺いに行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(神田省明君) 他に質疑はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第103号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、議案第103号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第103号平成22年度藤岡市一般会計補正予算(第3号)、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(神田省明君) 起立全員であります。よって、議案第103号は原案のとおり可決されました。      ─────────────────────────────────── △第17 議案第104号 平成22年度藤岡市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第2号) ○議長(神田省明君) 日程第17、議案第104号平成22年度藤岡市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市民環境部長の登壇を願います。              (市民環境部長 岡芹辰之君登壇) ◎市民環境部長(岡芹辰之君) 議案第104号平成22年度藤岡市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  今回の補正は、第1条に示したとおり、歳入歳出それぞれ1,317万2,000円を追加し、総額を73億5,921万3,000円とするものであります。当初予算と比較しますと、今回の補正により約0.3%の増加となります。  次に、事項別明細について歳出からご説明申し上げます。  第1款総務費、第1項総務管理費では、レセプトシステムの電子化等に対応するための電算システム改修経費等で131万3,000円、群馬県国民健康保険団体連合会のレセプトシステムの電子化等に伴う機器更新等の負担金で728万9,000円をそれぞれ追加し、第11款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金では、普通調整交付金等の精算に伴う返還金で457万円を追加するものであります。  次に、今回の補正の財源となります歳入についてご説明申し上げます。  第2款国庫支出金、第2項国庫補助金では、特別調整交付金で728万9,000円を追加し、第8款繰入金、第1項一般会計繰入金では、事務費等繰入金で131万3,000円を追加、その他一般会計繰入金で5,197万円を減額し、第9款繰越金、第1項繰越金では、前年度繰越金で5,654万円を追加するものであります。  以上が説明の要旨であります。慎重審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(神田省明君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。ご質疑願います。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第104号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、議案第104号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第104号平成22年度藤岡市国民健康保険事業勘定特別会計補正予算(第2号)、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(神田省明君) 起立全員であります。よって、議案第104号は原案のとおり可決されました。      ─────────────────────────────────── △第18 議案第105号 平成22年度藤岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(神田省明君) 日程第18、議案第105号平成22年度藤岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。上下水道部長の登壇を願います。              (上下水道部長 常澤 裕君登壇) ◎上下水道部長(常澤裕君) 議案第105号平成22年度藤岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。  今回の補正は、第1条で示しましたとおり、歳入歳出それぞれ4,110万円を追加し、予算の総額を11億3,002万円とするものであり、国の補正予算に伴う国庫補助事業費の増額によるものであります。当初予算に比較しますと、補正予算(第1号)と合わせて4.47%の伸びとなっております。  次に、第2条の地方債についてご説明申し上げます。  これは、第2表のとおり、公共下水道事業の事業費の変更に伴うものであります。  次に、事項別明細について、歳出から主なものをご説明申し上げます。  第1款の公共下水道費では、第2目の公共下水道建設費について、国庫補助金の事務費廃止に伴い、需用費を40万円減額し、工事請負費で3,780万円を追加いたしました。工事内容は、管渠築造工事であります。  続きまして、今回の補正財源となります歳入の主なものをご説明申し上げます。  第3款の国庫支出金では、下水道事業国庫負担金として1,750万円を追加し、第4款の繰入金については728万円を減額、第5款の繰越金では1,508万円を追加、さらに第7款の市債では、公共下水道事業の財源として1,580万円を追加するものであります。  以上、説明とさせていただきます。慎重審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(神田省明君) 提案理由の説明が終わりました。
     これより質疑に入ります。ご質疑願います。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第105号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、議案第105号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第105号平成22年度藤岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(神田省明君) 起立全員であります。よって、議案第105号は原案のとおり可決されました。      ─────────────────────────────────── △第19 議案第106号 平成22年度藤岡市簡易水道事業等特別会計補正予算(第1号) ○議長(神田省明君) 日程第19、議案第106号平成22年度藤岡市簡易水道事業等特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。上下水道部長の登壇を願います。              (上下水道部長 常澤 裕君登壇) ◎上下水道部長(常澤裕君) 議案第106号平成22年度藤岡市簡易水道事業等特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  今回の補正は、第1条で示しましたとおり、歳入歳出それぞれ752万2,000円を増額し、総額5,891万3,000円とするものであります。当初予算と比較しますと、今回の補正により14.6%の増となります。  次に、事項別明細についてご説明申し上げます。  歳出は、第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の工事請負費で、配水池メーター設置工事ほか6件、752万2,000円を追加するものであります。  次に、歳入は、第3款繰入金、第1項一般会計繰入金で463万円を追加、第4款繰越金、第1項繰越金で270万8,000円を追加、第5款諸収入、第1項雑入で18万4,000円を追加するものであります。  以上、簡単ではありますが、提案説明といたします。慎重審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(神田省明君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。ご質疑願います。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第106号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、議案第106号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第106号平成22年度藤岡市簡易水道事業等特別会計補正予算(第1号)、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(神田省明君) 起立全員であります。よって、議案第106号は原案のとおり可決されました。      ─────────────────────────────────── △第20 議案第107号 平成22年度藤岡市三波川財産区特別会計補正予算(第1号) ○議長(神田省明君) 日程第20、議案第107号平成22年度藤岡市三波川財産区特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。鬼石総合支所長の登壇を願います。              (鬼石総合支所長 田口宣雄君登壇) ◎鬼石総合支所長(田口宣雄君) 議案第107号平成22年度藤岡市三波川財産区特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  第1条で示しましたとおり、歳入歳出それぞれ1,348万9,000円を追加し、予算の総額を1,673万3,000円とするものであります。  それでは、歳入歳出予算につきまして、歳出よりご説明申し上げます。  第1款総務費の財産管理委託料で84万3,000円、測量委託料で101万9,000円、用地買収費で575万7,000円、地上物件補償費で587万円を追加するものでありますが、これらにつきましては、桜山公園の芝生広場に隣接する山林を取得しようとするものであります。  続きまして、今回の補正の財源となります歳入について申し上げます。  第3款繰入金で、基金からの繰り入れを1,344万9,000円追加、第4款繰越金で4万円を追加するものであります。  以上が説明の要旨であります。慎重審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(神田省明君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。ご質疑願います。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) お諮りいたします。質疑もないようでありますので、質疑を終結いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第107号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、議案第107号については、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(神田省明君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第107号平成22年度藤岡市三波川財産区特別会計補正予算(第1号)、本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(神田省明君) 起立全員であります。よって、議案第107号は原案のとおり可決されました。      ─────────────────────────────────── △第21 請願について ○議長(神田省明君) 日程第21、請願についてを議題といたします。  ただいま議題となっております請願第4号、請願第5号については、文書表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。      ───────────────────────────────────               平成22年第5回市議会定例会                  請 願 文 書 表                                      (12月定例会) ┌────┬─────┬────────────┬─────────────┬─────┐ │請願番号│受理年月日│  請願者住所・氏名  │   件     名   │付託委員会│ ├────┼─────┼────────────┼─────────────┼─────┤ │  4  │22.11.15│前橋市樋越町183番地4│全額国庫負担の「最低保障年│教務厚生 │ │    │     │ 全日本年金者組合群馬県│金制度」創設を政府に求める│常任委員会│ │    │     │本部          │請願           │     │ │    │     │ 執行委員長 小崎洋一郎│             │     │ │    │     │         外1名│             │     │ │    │     │ 紹介議員  渡辺 徳治│             │     │ ├────┼─────┼────────────┼─────────────┼─────┤ │  5  │22.11.17│高崎市倉賀野町194番地│保育所における給食調理の外│教務厚生 │ │    │     │ おひさま倉賀野保育園内│部搬入を行わないこと等を求│常任委員会│ │    │     │ 全国福祉保育労働組合群│める請願         │     │ │    │     │馬支部         │             │     │ │    │     │ 執行委員長 澤村  直│             │     │ │    │     │ 紹介議員  渡辺 徳治│             │     │ └────┴─────┴────────────┴─────────────┴─────┘      ─────────────────────────────────── △休会の件 ○議長(神田省明君) お諮りいたします。議事の都合により、11月26日から12月5日までと8日の11日間休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(神田省明君) ご異議なしと認めます。よって、11月26日から12月5日までと8日の11日間休会することに決しました。      ─────────────────────────────────── △散会
    ○議長(神田省明君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。                                   午後5時54分散会...